宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2024/ 6/15 12:52 更新 太陽風は低速ですが、磁場が弱い南寄りになり、磁気圏の弱い活動が続いています。 担当 篠原 太陽風の速度は、 300km/秒から350km/秒へ少し上がっていますが、 低速の状態は続いています。 磁場強度は、5nTと平均的な状態です。 磁場の南北成分は、 昨日のニュース以降弱い南寄りの傾向が続いています。 磁気圏の活動は少し高まって、 AE指数では300nT程度の小規模の変化が 連続的に発生しています。 この後も磁場の南寄りの傾向は続くでしょうか。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真を見ると、 中心部の小さいコロナホールは太陽の西側(右側)に進んでいます。 明後日くらいに影響が見られるでしょうか。 また、北東の端(左上)にコロナホールが見えています。 27日前の前周期にも 同じくらいの位置にコロナホールが広がっていましたが (27日周期の図の写真を参照)、 前周期の速度のグラフを見ると(5月23日以降)、 高まりは特に発生していません。 今回も同様に影響のないままでしょうか。 太陽は、南東(左下)の3712黒点群で、 C6.3、C4.0、C5.1、C9.2などの 小規模フレアが発生しています。 規模は小さくなっていますが、 変化が続いているので注目を続けてください。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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