宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:19)
今日、C6.5の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/29 08:54 C6.5
2/28 19:41 C2.6
17:56 C5.1
14:58 C3.0
09:22 C2.2
2/27 16:17 C3.4

黒点  2/29 (NOAA)
磁場 フレア
3590 24 βγδ M2
3591 1 α ---
3592 8 α ---
3594 1 α C2
3595 15 βγ C2
3596 5 β C2
3597 3 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:15 407 +0.2
-2 h 421 +0.4
-4 h 425 +0.6
-6 h 432 +0.5
-8 h 429 -1.3
-10 h 434 -0.7
-12 h 442 +1.0

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 6 -/ -
-2 h 8 -/ -
-4 h -1 -/ -
-6 h -6 -/ -
-8 h -8 -/ -
-10 h -9 -/ -
-12 h -13 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^1
2/29 0.3 2x10^2
2/28 0.3 1x10^2
2/27 0.4 1x10^2
2/26 0.3 1x10^2
2/25 0.5 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/ 2/24 12:55 3590黒点群でフレアの発生が続いています。太陽風は低速です。
2024/ 2/25 14:29 3590黒点群の活動は少なくなっています。太陽風は平均的な速度です。
2024/ 2/26 13:11 フレアの発生は少なくなっています。太陽風は平均的な速度です。
2024/ 2/27 12:11 太陽風は平均的な速度が続いています。太陽は穏やかです。
2024/ 2/28 12:31 太陽風はやや低速になっています。太陽は穏やかです。
最新のニュース

2024/ 2/29 13:19 更新
M1.5の中規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な速度です。

担当 篠原

太陽で活動が発生する様になっています。
昨夕、28日18時(世界時28日9時)に、
中心部の南東側(左下)の黒点のない場所で、
C5.1の小規模フレアが発生しました。

SDO衛星AIA193の動画を掲載します。
小規模ですが、コロナが激しく動く様子が見えています。
SOHO衛星LASCO C2、C3では、
太陽の左下へ向かって飛び出すCME(コロナ質量放出)が
観測されています。
淡い噴出ですが、発生場所が中心に近いので、
太陽風の小規模の変化が地球にやって来るかもしれません。
3日後くらいと考えると、3月2〜3日頃でしょうか。

この動画では、左上にもCMEが発生していますが、
太陽の向こう側で発生した現象の様です。

また、北西の端(右上)に近付いた3590黒点群では、
今日未明、29日1時半(世界時28日16時半)に、
M1.5の中規模フレアが発生しています。
SDO衛星AIA131の動画を掲載します。

SOHO衛星LASCO C2、C3によると、
太陽の右上に向かってCMEが発生しています。
地球に対して横向きの噴出なので、影響はないでしょう。



太陽風は、昨日の夕方から速度が上がり始め、
370km/秒から、深夜には460km/秒へ
小幅ですが高まりました。
そこからは低下に切り替わって、
現在は400km/秒まで戻っています。
平均的な状態です。

太陽風の磁場強度は、3〜4nTとやや弱い状態です。
南北成分は、0nT付近で小さく変化していて、
南寄りになった頃に、
AE指数で小規模の変化が発生しています。
全体としては、磁気圏は穏やかな状態です。




太陽の中心部南東側で発生した、C5.1の小規模フレア。
(c) SDO衛星AIA193 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の左下へ広がるCME。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


3590群で発生した、M1.5の中規模フレア。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の右上に広がるCME。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。