宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:02)
今日、M5.1の中規模フレアが発生しました。
また、M1.5の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線がやや強くなっています。放射線帯電子は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/23 11:58 M5.1
09:03 C8.9
07:18 M2.1
06:37 M1.6
06:15 M3.4
04:43 M2.0
04:15 M1.2
03:43 C8.1
01:30 C7.0
1/22 21:07 C5.8
20:15 C7.0
17:19 C5.8
16:18 C5.2
15:52 C3.7
15:13 M1.5
13:03 C5.3
10:28 C6.5
07:32 C3.7
06:30 C2.7
05:10 C5.8
04:30 C6.7
03:26 C7.1
02:27 C3.9
01:58 C2.8
01:14 C2.9
1/21 20:33 C2.5
10:58 C6.3
09:01 C5.3

黒点  1/23 (NOAA)
磁場 フレア
3549 1 α C2
3553 1 α ---
3555 2 α ---
3556 2 α ---
3559 32 βγ M2
3560 4 β C1
3561 14 β M3
3562 3 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:55 445 +4.6
-2 h 436 -1.8
-4 h 431 +0.4
-6 h 435 +3.8
-8 h 463 -3.9
-10 h - -2.6
-12 h - +4.9

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -10 -/ -
-2 h 2 -/ -
-4 h 7 -/ -
-6 h 7 -/ -
-8 h 24 -/ -
-10 h 26 -/ -
-12 h 4 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.9 2x10^1
1/23 7.1 2x10^2
1/22 6.9 2x10^2
1/21 0.3 1x10^2
1/20 0.3 1x10^2
1/19 0.3 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/ 1/18 11:50 太陽風はより低速になっています。磁気圏も穏やかです。
2024/ 1/19 14:38 太陽風は平均的な速度に戻っています。太陽は穏やかです。
2024/ 1/20 11:10 太陽風は平均的な速度で安定しています。太陽は穏やかです。
2024/ 1/21 13:15 ハロー型のCMEが発生しています。太陽風の乱れは地球に到来しそうです。
2024/ 1/22 12:56 CMEによる太陽風の乱れが近付いています。現在の太陽風は平均的な状態です。
最新のニュース

2024/ 1/23 13:02 更新
太陽風の乱れは小規模でした。Mクラスのフレアが次々に発生しています。

担当 篠原

20日の夕方に発生したCME(コロナ質量放出)
による太陽風の乱れは、
今日未明、23日1時(世界時22日16時)頃に
ACE衛星に達した様で、
速度は400km/秒から470km/秒へ、
磁場強度は7nTから14nTへ、それぞれ高まっています。

変化としては小規模で、
上がり方もなだらかで変化がはっきりしません。
密度のグラフだけは、
1個未満から10個程度へ急に増加しています。

現在は、速度は450km/秒、磁場強度は7nTと、
平均的な状態に戻りかけています。

磁場の南北成分は、一時的に南向きに強まった程度で、
AE指数は1000nTと、
この時間帯だけ磁気圏の活動が強まりました。


太陽は、昨日のニュース以降、様々な活動が続いています。

昨日注目していた3559黒点群は、
22日15時(世界時22日6時)にM1.5、
23日4時半(世界時22日19時半)にM1.2と、
中規模フレアを2回起こしました。

この頃から南西(右下)の3561群の活動が強まり、
23日4時半(世界時22日19時半)にM2.0、
23日6時(世界時22日21時)にM3.4、
23日6時半(世界時22日21時半)にM1.6、
23日7時半(世界時22日22時半)にM2.1と、
中規模フレアが次々に発生しています。
SDO衛星AIA131の動画を掲載します。

−−以下の文は、14時に加筆しました−−
X線グラフの最後、23日12時(世界時23日3時)に
M5.1の中規模フレアが発生しています。
最初の記事では3561群で発生したと書いていましたが、
正しくは、3559群で起きています。
記事を書いたときは発生直後で、
SDO衛星の画像が揃っていなかったため、
ほぼ同時に発生した別のフレアの輝きを誤認したためです。
−−加筆ここまで−−

引き続き、3561群や3559群の活動に注目してください。

また、フィラメント噴出やプロミネンス噴出が、
22日18時(世界時22日9時)に南側で、
22日21時(世界時22日12時)に北側で、
23日2時(世界時22日17時)に西の端で発生しました。
SDO衛星AIA304の動画を掲載します。

これらの噴出により、
CME(コロナ質量放出)も次々に飛び出しています。
横向きに飛び出している印象で、
地球への影響はないか、到来しても弱い変化になりそうです。



3561黒点群の活動の様子。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


3か所でフィラメント噴出やプロミネンス噴出が発生しました。
(c) SDO衛星AIA304、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


CMEも次々に飛び出しています。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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