宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:51)
今日、C2.5の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/29 09:26 C2.5
05:46 C2.1
12/28 19:53 C1.8
04:36 C1.9
12/27 --- ---

黒点 12/29 (NOAA)
磁場 フレア
3529 2 β C2
3530 4 β ---
3531 2 β ---
3533 7 β C2
3534 5 β C2
3535 3 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:45 416 +0.8
-2 h 478 +1.2
-4 h 470 +1.3
-6 h 442 +1.5
-8 h 422 -1.0
-10 h 417 +0.5
-12 h 426 +0.7

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
09:30 5 -/ -
-2 h 5 -/ -
-4 h 2 -/ -
-6 h 2 -/ -
-8 h 3 -/ -
-10 h 6 -/ -
-12 h 9 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 3x10^2
12/29 0.4 4x10^2
12/28 0.4 5x10^2
12/27 0.6 3x10^2
12/26 0.5 2x10^2
12/25 0.4 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/12/24 13:29 太陽風は平均的な速度に戻っています。太陽は穏やかです。
2023/12/25 12:23 Mフレアが3回発生しています。太陽風は平均的な状態です。
2023/12/26 08:43 太陽風は平均的な状態で、磁気圏は穏やかです。
2023/12/27 13:29 太陽風はやや高速になっています。磁気圏は穏やかです。
2023/12/28 08:56 太陽風は平均的な状態です。太陽は穏やかに推移しています。
最新のニュース

2023/12/29 09:51 更新
太陽風は低速になり、磁気圏も穏やかです。

担当 篠原

DSCOVR衛星の太陽風速度のグラフは、
後半の値が不安定になっています。
ACE衛星のグラフと合わせて考えると、
450km/秒から350km/秒へ次第に低下して、
現在は低速の風になっている様です。

磁場強度は、5nTから3nTへ下がって
やや弱くなっていましたが、
グラフの最後で8nTに強まる変化が発生しています。
太陽風の小さい乱れが来ているのかもしれません。

太陽風磁場の南北成分は、
0nT付近で小さく変化しています。
磁気圏は穏やかで、
AE指数は時々小さい変化が起きている程度です。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
コロナホールの先頭(右側)が太陽の中心線に達しています。
ここから吹き出している速度の高い太陽風が、
3日ほどかけて地球にやって来ます。
1月1日頃から太陽風の速度が高まって、
磁気圏の活動を強めるかもしれません。

27日前、54日前の写真とコロナホールの広がりを比べると、
現在は幅が狭くなって、広がりが小さくなっています。
27日周期の図では、前周期の太陽風は、
12月3日の終わり頃(日本時間は4日の朝)から速度が高まり、
最高で600km/秒に達する高まりが4日ほど続きましたが、
今回の変化はこれよりも規模が小さくなるかもしれません。


太陽は、今朝、29日5時半(世界時28日20時半)に、
C2.1の小規模フレアが
東端(左端)の少し向こう側で発生しています。
これからこちら側に進んで来ますが、
どの様な領域があるのでしょうか。

と書いているところで、
X線グラフの最後でC2.5の小規模フレアが発生しました。
西の端(右端)近くの3530黒点群で発生しています。



コロナホールの形の変化。
(c) SDO衛星AIA193 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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