宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:51)
今日、M1.1の中規模フレアが発生しました。
また、M1.4の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/27 07:08 M1.1
06:46 C2.6
8/26 21:45 C1.9
18:42 C2.2
00:32 C5.0
8/25 10:01 M1.4
04:24 C3.0

黒点  8/27 (NOAA)
磁場 フレア
3405 1 α C5
3411 1 α ---
3412 1 α ---
3413 6 β C2
3415 5 βδ M1
3416 1 α C1

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
14:45 380 -3.2
-2 h 388 -3.0
-4 h 405 -4.9
-6 h 406 -4.6
-8 h 394 -2.3
-10 h 407 +0.4
-12 h 423 -0.9

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
14:30 -19 -/ -
-2 h -10 -/ -
-4 h -5 -/ -
-6 h -2 -/ -
-8 h 1 -/ -
-10 h -6 -/ -
-12 h -11 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 3x10^1
8/27 0.3 6x10^2
8/26 0.3 3x10^2
8/25 0.3 7x10^2
8/24 0.3 6x10^2
8/23 0.2 7x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 8/22 13:41 高速の太陽風が続いていますが、速度は下がり始めています。
2023/ 8/23 13:52 太陽風は平均的な速度に戻っています。M1.1の中規模フレアが発生しました。
2023/ 8/24 13:15 太陽風は平均的な状態で、磁気圏は穏やかです。
2023/ 8/25 13:15 太陽風はやや高速になっています。
2023/ 8/26 14:06 太陽風はやや低速になっています。磁気圏も穏やかです。
最新のニュース

2023/ 8/27 14:51 更新
太陽風はやや低速です。太陽の東端でM1.1の中規模フレアが発生しました。

担当 篠原

太陽風の速度は、370km/秒から400km/秒へ少し上がり、
その後370km/秒へ戻る小幅の変化をしています。
現在はやや低速です。
磁場強度も7nTから5nTへ少し下がっています。
こちらは平均的な状態です。

磁場の南北成分は南寄りになっていて、
-5nT程度の南向きの変化が発生しています。
磁気圏の活動もやや強まって、
AE指数は700nTの中規模の変化が2回発生しています。

SDO衛星AIA193では、コロナホールは見えていません。


太陽では、今朝、27日7時(世界時26日22時)に、
M1.1の中規模フレアが発生しました。
SDO衛星AIA131の画像を見ると、
東端(左端)の少し向こう側で発生しています。
このため、フレアの本当の規模は
これよりも大きかった可能性があります。

CME(コロナ質量放出)も大きく広がっていて、
太陽の左に向かってガスが広がる様子が
SOHO衛星LASCO C2、C3でよく見えています。
地球に対しては横向きで、
少し向こう側を向いていることもあるので、
影響はないでしょう。

この後、どのような領域が現れるでしょうか。




東端の少し向こう側で発生したM1.1の中規模フレア。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の左に広がるCME。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。