宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:07)
昨日、C5.8の小規模フレアが発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/20 --- ---
8/19 15:43 C5.8
06:20 C3.0
04:13 C3.7
8/18 11:43 C3.1
02:18 C2.2

黒点  8/20 (NOAA)
磁場 フレア
3403 8 β C2
3404 1 α ---
3405 2 β C3
3407 4 β ---
3409 5 β C4
3410 1 α C6
3411 2 α ---
3412 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:53 500 -2.6
-2 h 491 -1.0
-4 h 487 +3.0
-6 h 483 -2.4
-8 h 465 +4.0
-10 h 460 +4.3
-12 h 463 +3.6

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
10:30 67 -/ -
-2 h 54 -/ -
-4 h 53 -/ -
-6 h 75 -/ -
-8 h 74 -/ -
-10 h 71 -/ -
-12 h 69 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 7x10^1
8/20 0.3 4x10^2
8/19 0.3 2x10^2
8/18 0.3 2x10^2
8/17 0.4 7x10^2
8/16 0.3 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 8/15 08:56 太陽風はより低速になっています。C8.9の小規模フレアが発生しました。
2023/ 8/16 09:43 太陽風はかなり低速になっています。磁気圏は穏やかです。
2023/ 8/17 09:21 太陽風は低速です。磁場が南寄りになって磁気圏が活動的になりました。
2023/ 8/18 10:38 太陽風は低速の状態が続いています。磁気圏は概ね静穏です。
2023/ 8/19 14:19 太陽風の速度が少し高まっています。太陽は穏やかです。
最新のニュース

2023/ 8/20 11:07 更新
太陽風は高速になっています。太陽は穏やかです。

担当 篠原

太陽風は、磁場強度が3nTから8nTへやや強まっています。
速度も、480km/秒から450km/秒へ少し下がりましたが、
その後、500km/秒へ高まって、高速の状態になっています。

磁場の南北成分は、磁場が強まった頃から
ゆっくりと南北に変化する様になっています。
このため、磁場が南寄りになった頃に
磁気圏の活動も一時的に強まって、
AE指数は、700nTの中規模の変化と、
グラフの最後に500nT程度の変化が見えています。

SDO衛星AIA193では、コロナホールは特に見えていないのですが、
この後の太陽風はどの様に推移するでしょうか。


太陽は、南西の端(右下)の3406黒点群で
C5.8の小規模フレアが発生した程度で、
X線グラフの変化は少ない状態です。

一方、GOES衛星SUVI 304によると、
太陽の東端(左端)の向こう側で、
昨夕、19日18時(世界時19日9時)に、
プロミネンス噴出が発生しています。

これにより、太陽の左下に向かって
CME(コロナ質量放出)が発生しています。
太陽の向こう側の現象なので、影響はありません。



太陽の東端の向こう側で発生したプロミネンス噴出。
(c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の左下へ飛び出すCME。
(c) SOHO衛星LASCO C2 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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