宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:31)
今日、C4.9の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/12 08:33 C4.9
07:47 C2.9
04:03 C3.7
8/11 21:41 C3.4
20:11 C4.7
15:18 C8.3
13:45 C5.0
13:16 C2.5
11:50 C2.4
10:58 C2.9
07:44 C6.6
07:14 C7.6
05:09 C3.2
00:38 C2.7
8/10 11:30 C5.4
09:16 C4.0

黒点  8/12 (NOAA)
磁場 フレア
3391 1 α ---
3394 5 β C4
3395 19 βγ C8
3397 5 β ---
3399 1 α ---
3400 1 α ---
3401 3 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
14:26 445 +1.6
-2 h 444 +0.4
-4 h 442 -0.7
-6 h 440 -1.1
-8 h 469 +3.5
-10 h 462 +2.1
-12 h 451 +4.5

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 -8 -/ -
-2 h -3 -/ -
-4 h -6 -/ -
-6 h -1 -/ -
-8 h 1 -/ -
-10 h 2 -/ -
-12 h 1 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.4 5x10^2
8/12 0.8 2x10^3
8/11 7.8 3x10^3
8/10 27.5 3x10^3
8/ 9 47.7 1x10^3
8/ 8 41.4 6x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 8/ 7 14:09 M5.5の中規模フレアが発生しました。太陽風はやや低速です。
2023/ 8/ 8 12:20 X1.5の大規模フレアが発生しました。太陽風は高速になっています。
2023/ 8/ 9 11:29 太陽風は平均的な速度に戻りかけています。磁気圏は穏やかです。
2023/ 8/10 14:35 太陽風は低速になっています。太陽は比較的穏やかです。
2023/ 8/11 12:29 STEREO Ahead衛星がもうすぐ地球を追い越します。
最新のニュース

2023/ 8/12 14:31 更新
太陽風は平均的な状態で、磁気圏は穏やかです。

担当 篠原

太陽風は、速度は450km/秒、
磁場強度は6〜7nTと概ね平均的な状態で安定しています。

磁場の南北成分は、北寄りで推移しています。
磁気圏は穏やかで、
AE指数は小さい変化が時々発生する程度です。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
中心部の北側(上)に小さいコロナホールがある様です。
広がりは小さいので、影響は小さそうです。


太陽は、北西側(右上)の3395黒点群で、
昨夕、11日16時(世界時11日7時)に
C8.2の小規模フレアが発生し、
以降、この領域でC2〜4の小規模フレアが
数回発生しています。
この後も活動は続くでしょうか。

SOHO衛星LASCO C2、C3では、
11日16時(世界時11日7時)に太陽の左側へ、
11日20時(世界時11日11時)に太陽の右側へ向かう
CME(コロナ質量放出)が観測されています。

左側のCMEは、
太陽の東端で発生したプロミネンス噴出によるものです。
GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。
一方、右側のCMEは、太陽の向こう側で発生した現象の様です。

どちらも地球への影響はないでしょう。
噴出がこちら側に向かっていないだけで、
太陽では活動が続いています。




太陽の左側と右側へ向かう2つのCME。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


東端で発生したプロミネンス噴出。
(c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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