宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:59)
今日、C4.2の小規模フレアが発生しました。
また、M4.0の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/ 8 10:30 C4.2
03:15 C2.7
7/ 7 16:26 C4.2
15:21 M4.0
08:43 C2.7
7/ 6 19:34 M1.0
17:18 C3.5
13:16 C8.9
03:38 M1.0
03:13 C4.3
01:05 C5.5
00:44 C6.2

黒点  7/ 8 (NOAA)
磁場 フレア
3358 7 β ---
3359 11 β M4
3360 24 α C9
3361 17 βδ M1
3362 1 α ---
3363 2 α C2
3364 3 β ---
3365 2 β ---
3366 10 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:55 460 -0.4
-2 h 469 +0.1
-4 h 464 -4.2
-6 h 472 -2.8
-8 h 481 -5.4
-10 h 499 -1.7
-12 h 476 -4.0

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 -10 -/ -
-2 h -8 -/ -
-4 h -19 -/ -
-6 h -18 -/ -
-8 h -17 -/ -
-10 h -26 -/ -
-12 h -21 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 4x10^2
7/ 8 0.3 2x10^3
7/ 7 0.3 9x10^2
7/ 6 0.3 6x10^3
7/ 5 0.3 6x10^3
7/ 4 0.3 4x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 7/ 3 12:57 X1.0の大規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な状態です。
2023/ 7/ 4 14:38 太陽風はやや低速です。6月の黒点相対数は 163.4 でした。
2023/ 7/ 5 17:01 太陽風は低速になっています。磁気圏も穏やかです。
2023/ 7/ 6 12:20 太陽風は平均的な速度に戻っています。磁気圏は穏やかです。
2023/ 7/ 7 14:25 太陽風はやや高速になり、磁気圏の活動もやや強まっています。
最新のニュース

2023/ 7/ 8 13:59 更新
太陽風磁場が南向きになり、磁気圏の活動が強まりました。

担当 篠原

太陽風は、速度が480km/秒から460km/秒へ少し下がっています。
磁場強度は、10nTの強まりが終わって、
現在は6nTと平均的な状態に戻っています。

磁場の南北成分は、7日16時(世界時7日8時)頃に
-8nTと南向きに強まる変化が発生し、
以降、今朝まで南向きの傾向が続いていました。
5日のニュースでお知らせした
CMEに関係する変化かもしれません。

このため磁気圏の活動も強まって、
AE指数は、1000nT前後の大きい変化が、
今朝にかけて繰り返し発生しています。

現在は磁場の南北成分は0nT付近と小さくなっていて、
磁気圏も穏やかになっています。

SDO衛星AIA193では、
南半球のコロナホールが西側に進んでいます。
緯度は高めですが、太陽風の変化はやって来るでしょうか。


太陽の中心部南西側の3359黒点群で、
昨日の午後、7日15時半(世界時7日6時半)に
M4.0の中規模フレアが発生しました。
SDO衛星AIA131の動画を掲載します。

3359群では、2日のM2.0以来、
5日ぶりのMフレアです。

そして、昨夜、7日19時(世界時7日10時)に、
太陽の西側(右端)でCME(コロナ質量放出)が発生しています。
太陽のこちら側では特に現象が発生していないので、
向こう側に進んだ3354群で活動が発生したのかもしれません。

SOHO衛星LASCO C2、C3の動画を掲載します。
CMEは連続して2つ発生している様に見えます。

太陽の南東の端(左下)では、
3363群の大きな黒点が目立っています。
SDO衛星による拡大写真を掲載します。
フレアは特に発生していません。




3359黒点群で発生したM4.0の中規模フレア。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の右側に広がるCME。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


3363黒点群の拡大写真。
(c) SDO衛星 (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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