宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:45)
今日、C6.6の小規模フレアが発生しました。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/15 12:13 C6.0
08:30 C5.0
07:52 C6.6
05:32 C3.6
00:08 C3.7
6/14 09:54 C3.6
05:21 C3.8
02:32 C6.3
6/13 20:59 C4.9
08:09 C5.1
05:19 C3.3

黒点  6/15 (NOAA)
磁場 フレア
3326 1 α ---
3329 2 β C5
3331 6 β C3
3333 16 β C2
3334 2 α C6
3335 5 β C4
3336 5 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:36 348 -3.0
-2 h 363 -1.4
-4 h 351 +0.1
-6 h 346 +1.4
-8 h 338 +0.7
-10 h 350 +0.5
-12 h 342 +0.1

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 18 -/ -
-2 h 18 -/ -
-4 h 20 -/ -
-6 h 17 -/ -
-8 h 12 -/ -
-10 h 15 -/ -
-12 h 18 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 8x10^1
6/15 0.3 3x10^2
6/14 0.4 2x10^2
6/13 0.4 2x10^2
6/12 0.4 2x10^2
6/11 0.4 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 6/10 14:06 太陽風はかなり低速になりました。M2.5の中規模フレアが発生しました。
2023/ 6/11 13:18 太陽風磁場が強まっています。速度は低速の状態です。
2023/ 6/12 13:03 太陽風は平均的な状態に戻っています。磁気圏は穏やかです。
2023/ 6/13 12:49 太陽風の速度は少し高めです。磁気圏は穏やかです。
2023/ 6/14 16:36 プロミネンス噴出が発生しています。太陽風は低速になっています。
最新のニュース

2023/ 6/15 12:45 更新
太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。小規模フレアが続いています。

担当 篠原

太陽風は、350km/秒と低速の風が続いています。
磁場強度は、5〜6nTと平均的な値で安定しています。

磁場の南北成分は、0nT付近で小さく変化しています。
速度が下がっていることもあり、磁気圏は穏やかです。
AE指数はほとんど変化の無い状態が続いています。

SDO衛星AIA193では、
赤道域に見えていた小さいコロナホールが
西側(右側)に進んでいます。
この後、太陽風に影響が現れるでしょうか。

また、太陽の南東側(左下)に次のコロナホールが見えています。
5日後くらいからこちらの影響がやって来るかもしれません。


太陽は、今日未明、15日2時(世界時14日17時)頃に、
南西側(右下)でフィラメント噴出が発生しています。
SDO衛星AIA304の動画を掲載します。
規模は小さく、斜めの噴出になっていますが、
4日後くらいに太陽風磁場の強まりなどが到来するかもしれません。

そして、今朝、15日8時(世界時14日23時)に、
南西の端の3327黒点群が見えていた場所でC6.6、
15日8時半(世界時14日23時半)に、
北東の端(左上)でC5.0の小規模フレアが
それぞれ発生しています。

このうち、北東の端のC5.0の様子を、
SDO衛星AIA131の動画で紹介します。
黒点が見え始めたところで、
この後どの様な領域が現れるか注目してください。

さらに、15日12時(世界時15日3時)に、
今度は南東(左下)の3336群で、
C6.0の小規模フレアが発生しました。

太陽の東側の状況に注目してください。



南西側で発生したフィラメント噴出。
(c) SDO衛星AIA304、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


北東の端で発生したC5.0の小規模フレア。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。