宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:53)
今日、M6.3の中規模フレアが発生しました。
また、M1.0の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/ 8 11:46 M2.0
11:11 C4.5
10:54 C3.6
08:03 M6.3
07:31 M3.9
06:23 C5.3
05:00 M1.6
04:26 C4.5
03:12 C5.4
02:14 C6.7
2/ 7 22:12 M1.0
21:26 C5.8
21:04 C3.6
18:48 C3.0
17:23 C3.2
15:04 C3.6
11:35 C3.0
01:56 C3.0
2/ 6 20:47 C7.8

黒点  2/ 8 (NOAA)
磁場 フレア
3209 3 β ---
3210 1 α ---
3211 3 β C8
3212 3 β C2
3213 9 βγ M6
3214 8 β C2
3215 2 α ---
3216 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:45 524 -3.2
-2 h 516 -1.7
-4 h 528 -2.6
-6 h 512 -1.4
-8 h 530 -2.0
-10 h 521 -1.1
-12 h 529 -1.2

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -12 -/ -
-2 h -11 -/ -
-4 h -6 -/ -
-6 h -13 -/ -
-8 h -17 -/ -
-10 h -23 -/ -
-12 h -30 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 1x10^2
2/ 8 0.4 4x10^2
2/ 7 0.4 2x10^2
2/ 6 0.5 1x10^2
2/ 5 0.4 1x10^2
2/ 4 0.4 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 2/ 3 13:01 太陽風は低速になっています。1月の黒点相対数は 143.6 でした。
2023/ 2/ 4 13:56 太陽風は低速です。太陽も穏やかです。
2023/ 2/ 5 12:48 太陽風は平均的な速度になっています。C6.6の小規模フレアが発生しました。
2023/ 2/ 6 14:22 太陽風は平均的な速度で、磁場が強まっています。
2023/ 2/ 7 13:29 太陽の北東側で黒点が目立っています。太陽風は高速になっています。
最新のニュース

2023/ 2/ 8 12:53 更新
M6.3の中規模フレアが発生しました。Mフレアが続いています。

担当 篠原

太陽の中心部北側(上側)の3213黒点群で、
今朝、8日5時(世界時7日20時)にM1.5、
8日8時(世界時7日23時)に、連続するように、M3.8、M6.3と、
中規模フレアが発生しています。

3213群は、昨日のニュースで
フレアが目立つようになっていると書きましたが、
更に活動が強まっています。
M6に達するフレアの発生は、1月15日のM6.0以来で、
3週間ぶりです。

また、3213群では、昨夜、7日22時(世界時7日13時)頃に、
C5.5などの小規模フレアが発生しているのですが、
SOHO衛星LASCO C2、C3では、
直後に、太陽から上に向かうCME(コロナ質量放出)が観測されています。
3213群のこのフレアに関係しているのかもしれません。

さらに、太陽の南東の端(左下)でも、
昨夜、7日23時(世界時7日15時)にM1.0の中規模フレアが発生しています。
太陽の少し向こう側で発生した現象の様です。
GOES衛星SUVI 131と304の動画を掲載します。
プロミネンスの噴出がきれいに見えています。
今日の可視光写真では、南東の端に黒点が現れています。
この領域で発生した現象ではないでしょうか。

と、ニュースを書いている間に、
3213群でM2.0の中規模フレアが発生しました。
この後も活動に注目して下さい。


太陽風は、500km/秒と高速の風が続いています。
磁場強度は、9nTから5nTに下がり、
その後7nTと少し強まっています。

磁場の南北成分は、弱い南寄りになっていて、
磁気圏では小中規模の活動が続いています。
AE指数は、300nTから1000nTにかけて変化が発生しています。




3213黒点群で発生した、M1.5、M3.8、M6.3の中規模フレア。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の上に向かって噴出するCME。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の東端の少し向こう側で発生したM1.0の中規模フレア。
(c) GOES衛星SUVI 131、304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。