宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:22)
今日、C2.3の小規模フレアが発生しました。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/29 09:03 C2.3
1/28 20:52 C3.3
16:36 C2.9
1/27 16:26 C5.2
10:24 C2.8
08:20 C3.2

黒点  1/29 (NOAA)
磁場 フレア
3198 1 α ---
3200 1 α C3
3201 1 α ---
3203 6 β ---
3204 3 β C2
3205 4 β C2

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:15 490 +0.8
-2 h 506 +1.2
-4 h 521 +2.9
-6 h 520 +1.5
-8 h 514 +0.6
-10 h 519 -0.6
-12 h 545 -0.9

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 0 -/ -
-2 h 0 -/ -
-4 h -1 -/ -
-6 h 0 -/ -
-8 h 3 -/ -
-10 h 4 -/ -
-12 h 4 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 4x10^2
1/29 0.4 1x10^3
1/28 0.4 6x10^2
1/27 0.4 7x10^2
1/26 0.4 7x10^2
1/25 0.4 7x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 1/24 13:41 太陽風はやや高速です。磁気圏は穏やかです。
2023/ 1/25 13:54 太陽風は平均的な状態で、磁気圏は穏やかです。
2023/ 1/26 12:39 太陽は穏やかになりそうです。アラスカのオーロラをどうぞ。
2023/ 1/27 13:46 太陽風の速度が高まっています。アラスカのオーロラ写真の続きをどうぞ。
2023/ 1/28 14:14 高速の太陽風が続き、磁気圏もやや活動的です。
最新のニュース

2023/ 1/29 13:22 更新
高速の太陽風は終わりに近付いている様です。アラスカのオーロラ写真の続きをどうぞ。

担当 篠原

小貝哲夫さんよりお送り頂いた、
12月下旬にアラスカで撮影されたオーロラ写真の続きです。

1枚目は、250度レンズによる
雪景色まで含めた全天のオーロラの写真です。
27日のニュースで紹介した2枚目の写真と同じ頃の撮影とのことで、
見比べると、中心のオーロラがほとんど同じ姿で写っています。
すると、写真の下に見えているカメラが、
27日の写真を撮影したカメラなのでしょうか。

2枚目は、同じ夜に場所を移動しての撮影で、
ホテルの部屋からとのことです。
建物の照明との組み合わせで、とても雰囲気のある写真です。
このまま部屋から見続けてしまいそうです。

とてもきれいな写真をどうもありがとうございます。
オーロラ写真は、もう1回紹介します。



太陽風は、530km/秒くらいから500km/秒くらいへ
低下の傾向が見えていますが、高速の状態が続いています。
磁場強度も5nTから3nTへ下がり、やや弱くなっています。

27日周期の図の前周期と同じ様に、
高速風の領域が終わろうとしているのかもしれません。

磁場の南北成分は、0nT付近で小さく南北に変化しています。
磁気圏は比較的穏やかな状態で、
AE指数は小規模の変化が発生しています。

SDO衛星AIA193は、
小さいコロナホールがあちこちに見えている程度です。
この後の太陽風は穏やかになりそうです。


太陽は、3200黒点群で発生したC3.3の小規模フレアと、
その他にC1〜2の小さい小規模フレアが数回発生した程度です。

可視光写真では、
東半分(左側)は黒点がほとんど見えなくなっていて
(拡大写真では、南東に小さい黒点が見えている様ですが)、
だいぶ寂しくなっています。




キャントウェル西の森で。現地2022年12月22日21時49分(世界時23日6時49分)に撮影。
(c) 小貝哲夫氏


130km南のタルキートナへ移動して、ホテルの部屋から。現地2022年12月23日4時35分(世界時23日13時35分)に撮影。
(c) 小貝哲夫氏


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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