宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:20)
昨日、C6.1の小規模フレアが発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/16 --- ---
10/15 23:11 C6.1
13:43 C1.0
10/14 18:23 M1.3
06:50 C2.3
02:20 C1.7

黒点 10/16 (NOAA)
磁場 フレア
3119 3 β C2
3121 1 α ---
3122 4 β ---
3123 2 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:15 566 +0.4
-2 h 541 -2.1
-4 h 545 +2.3
-6 h 531 -2.1
-8 h 534 +1.0
-10 h 527 +2.4
-12 h 528 +4.3

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
09:30 -7 -/ -
-2 h 2 -/ -
-4 h -4 -/ -
-6 h -2 -/ -
-8 h -5 -/ -
-10 h -4 -/ -
-12 h -10 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.4 6x10^1
10/16 0.5 2x10^2
10/15 0.6 1x10^2
10/14 0.5 1x10^4
10/13 0.6 8x10^3
10/12 0.6 1x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
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X線3日1日 (GOES)
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SUVI131 (GOES)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/10/11 12:58 M2.4の中規模フレアが発生しました。太陽風はやや高速に下がっています。
2022/10/12 13:31 太陽風はやや低速になっています。M3.9の中規模フレアが発生しています。
2022/10/13 12:17 太陽風の速度は更に下がり、低速になっています。
2022/10/14 13:40 太陽風は低速の状態です。太陽風磁場が強まっています。
2022/10/15 13:31 太陽風は450km/秒に速度が上がっています。磁気圏はやや活動的です。
最新のニュース

2022/10/16 10:20 更新
太陽風の速度は570km/秒に高まり、高速風になっています。

担当 篠原

SOHO衛星LASCO C3、C2で、
太陽の右下から接近する小型の彗星が撮影されています。
昨日紹介したCME(コロナ質量放出)の動画でも
少し見えていたのですが、
その後、太陽に更に近づいています。
CMEが広がる様子と併せてご覧下さい。

太陽は、西の端(右端)の向こう側に進んだ3112黒点群で、
昨夜、15日23時(世界時15日14時)に
C6.1の小規模フレアが発生しています。
領域が見えなくなっているので、
本当の規模はこれよりも大きかった可能性があります。

その他ではフレアは特になく、
この後、太陽は穏やかに推移しそうです。


太陽風は、450km/秒から570km/秒へ速度が上がり、
高速風になっています。
磁場強度は、12nTから5nTへ下がり、
平均的な状態に戻っています。

27日周期の図で、
前周期の9月18日に始まっていた高速太陽風の領域が、
回帰してきた様です。
前回は500km/秒前後の高速風が3日ほど続いています。
今回はどのような変化になるでしょうか。

磁場の南北成分は、南北に変化しています。
磁気圏の活動はやや強まっている程度で、
AE指数は、500nTの中規模の変化が3回程度です。

太陽風の速度が高まって来たので、
この後は磁気圏の変化もより強まるかもしれません。




太陽の右下側から小型の彗星が接近しています。SOHO衛星LASCO C2、C3。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。