宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by NIT, Kagoshima College  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:59)
今日、M2.6の中規模フレアが発生しました。
また、M7.9の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/18 05:15 M2.6
9/17 21:45 M1.9
13:20 C1.7
10:37 C3.0
08:03 C2.4
06:08 C2.2
03:57 C2.7
00:48 M6.2
9/16 18:45 M7.9
16:18 C3.8
15:11 C3.2
13:22 C3.0
12:09 C4.0
11:37 C2.6

黒点  9/18 (NOAA)
磁場 フレア
3100 13 β C3
3102 24 β C2
3103 9 β C4

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:06 389 +1.7
-2 h 386 +0.8
-4 h 386 +6.4
-6 h 357 -2.7
-8 h 335 -3.6
-10 h 351 +4.4
-12 h 364 +9.1

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 2 -/ -
-2 h 0 -/ -
-4 h -4 -/ -
-6 h 2 -/ -
-8 h 6 -/ -
-10 h 11 -/ -
-12 h 11 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
陽子
10MeV
電子
2MeV
最新 2.0 2x10^2
9/18 2.6 7x10^2
9/17 2.8 4x10^2
9/16 3.4 5x10^2
9/15 2.6 2x10^4
9/14 2.9 1x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/ 9/13 13:17 太陽風は低速になっています。M1.7の中規模フレアが発生しました。
2022/ 9/14 13:25 小規模フレアが続いています。太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。
2022/ 9/15 13:56 太陽風の磁場が強まっています。低速の風が続いています。
2022/ 9/16 13:10 低速の太陽風が続いています。磁気圏はとても穏やかです。
2022/ 9/17 16:48 M7.9、M6.2の中規模フレアが発生しました。低速の太陽風が続いています。
最新のニュース

2022/ 9/18 13:59 更新
M1.9、M2.6の中規模フレアが発生しました。太陽風はやや低速になっています。

担当 篠原

太陽の北西の端(右上)に沈んだ3098黒点群で、
Mクラスの中規模フレアがさらに2回発生しました。
17日22時半(世界時17日13時半)のM1.9と、
18日5時半(世界時17日20時半)のM2.6です。

SDO衛星AIA131の動画を掲載します。
これを見ると、M1.9の方が迫力のある爆発になっています。
どちらもフレアの領域の上の方が見えただけなので、
実際の規模はこれよりも大きかったのではないでしょうか。

太陽のこちら側は、
C1台の小さい小規模フレアが起きた程度で、穏やかです。


太陽風は、速度が350km/秒から380km/秒へ少し上がり、
やや低速の状態です。
磁場強度は、7nTから10nTへゆっくりと上がり、強まっています。

SDO衛星AIA193では、
注目していたコロナホールは、北西の端にだいぶ近づいています。
遅れて弱い影響がやって来たのでしょうか。

磁気圏は概ね静穏で、
AE指数は、小規模の変化が時々見られる程度です。

SDO衛星AIA193では、
太陽の中心部の東側(左側)に次のコロナホールが見えています。
4日後くらいから、この領域の影響が始まりそうです。




霧島は、今朝から風も雨も強くなっています。
台風14号は、夕方くらいに鹿児島の西を通過するそうで、
暴風雨の強まりはまだ続きそうです。



北西の端の向こう側で発生したM1.9のフレア。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


北西の端の向こう側で発生したM2.6のフレア。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。