宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)
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2022/ 7/ 6 13:53 更新 太陽風は低速になっています。磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、420km/秒から340km/秒へ下がり、 低速の風になっています。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真を見ると、 北半球のコロナホールはだいぶ西に進んでいます。 この領域の影響は遅れているのか、 あるいは、このまま見られないのでしょうか。 注目してください。 太陽風の磁場強度は、一旦2nTに下がって、 現在は5nTと平均的な値に戻っています。 磁場の南北成分は、弱い北寄りになっていて、 磁気圏は穏やかです。 AE指数はほとんど変化のない状態です。 太陽は、昨夜、5日21時半(世界時5日12時半)に、 北東の端(左上)の3053黒点群で、 C7.5の小規模フレアが発生しています。 この領域では、その後も小さい活動が頻繁に見えています。 この後、活動の規模が大きくなるでしょうか。
(c) SDO (NASA)  SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA)  DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ：NOAA/SWPC、作図：宇宙天気ニュース  AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC   27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図：宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ：NOAA/SWPC、作図：宇宙天気ニュース  | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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