宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:50)
今日、C1.6の小規模フレアが発生しました。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/26 12:15 C1.5
09:20 C1.6
6/25 --- ---
6/24 17:52 C1.5
07:06 C1.9
05:00 C3.7

黒点  6/26 (NOAA)
磁場 フレア
3038 6 β C4
3040 5 β C2

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:45 492 -2.0
-2 h 494 -1.0
-4 h 489 -9.9
-6 h 450 -8.7
-8 h 455 +1.1
-10 h 410 -8.4
-12 h 421 -5.4

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -33 -/ -
-2 h -47 -/ -
-4 h -50 -/ -
-6 h -42 -/ -
-8 h -41 -/ -
-10 h -32 -/ -
-12 h -23 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.4 8x10^1
6/26 0.6 2x10^3
6/25 0.6 5x10^3
6/24 0.6 7x10^3
6/23 0.6 6x10^3
6/22 0.6 6x10^3

静か 激しい 非常に


















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SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/ 6/21 13:39 太陽風の速度はやや高速程度に下がっています。
2022/ 6/22 14:20 太陽風の速度は再び550km/秒へ高まりました。現在はやや高速です。
2022/ 6/23 12:40 太陽風は平均的な速度に下がりました。
2022/ 6/24 12:59 太陽風は平均的な速度です。プロミネンス噴出が発生しています。
2022/ 6/25 13:48 太陽風磁場が南向きに変化して、磁気圏の活動がやや強まりました。
最新のニュース

2022/ 6/26 12:50 更新
太陽風は高速風になっています。磁気圏の活動が強まりました。

担当 篠原

昨日の夕方に、太陽風の磁場強度はさらに強まり、
現在まで12nT前後で推移しています。
南北成分の南向きの変化も強まって、
-10nTに達する変化が6時間ほど発生しています。
今朝以降は、南北成分は0nT付近になっています。

太陽風の速度は、400km/秒と平均的な状態が続いていましたが、
今朝早くから上がり始め、
現在は500km/秒と高速風に達したところです。

速度の上昇は、コロナホールの影響が始まったためだと思われます。

太陽風磁場が南向きに強まった影響で、
磁気圏の活動も規模が大きくなり、
AE指数では、1000nTを超える大きな変化が後半に発生しています。
ただし、グラフの最後は変化が小さくなっていて、
磁場の南向きが弱まった影響でしょう。

SDO衛星の画像はまだ停止しています。
GOES衛星SUVI 195によると、
太陽の中心部にはコロナホールはない様です。
現在の高速風が数日続いて、
その後は穏やかな太陽風がしばらく続きそうです。


GOES衛星のX線グラフは、
C1の小さい小規模フレアが3つ見えているだけです。

フレアを起こしているのは、
太陽の中心部の南側にある3040黒点群です。
小さい活動を活発に起こしている様で、
規模が大きくなると注意が必要になるでしょう。



GOES衛星SUVI 195カメラによる太陽コロナの様子。
(c) GOES (NOAA)


DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。