宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:22)
昨日、C2.3の小規模フレアが発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/ 3 --- ---
1/ 2 04:02 C2.3
1/ 1 16:08 M1.1
04:32 C8.1

黒点  1/ 3 (NOAA)
磁場 フレア
2916 3 β ---
2922 2 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:15 507 +1.2
-2 h 486 +0.5
-4 h 499 -1.4
-6 h 500 -3.4
-8 h 481 -0.0
-10 h 514 -1.9
-12 h 498 +0.2

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
09:30 10 -/ -
-2 h -6 -/ -
-4 h -7 -/ -
-6 h -4 -/ -
-8 h -1 -/ -
-10 h -4 -/ -
-12 h 2 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.6 5x10^2
1/ 3 0.7 9x10^2
1/ 2 0.7 5x10^2
1/ 1 0.7 5x10^2
12/31 0.8 4x10^2
12/30 0.7 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
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X線3日1日 (GOES)
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SUVI131 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/12/29 13:47 M1.6の中規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な速度に戻っています。
2021/12/30 10:30 太陽風の弱い変化が到来しています。太陽は穏やかです。
2021/12/31 10:17 太陽風の速度は少し高まっています。太陽は黒点が少なくなっています。
2022/ 1/ 1 11:41 C9、C8の小規模フレアが発生しています。太陽風の速度が高まるかもしれません。
2022/ 1/ 2 10:53 太陽風は高速になっています。太陽は穏やかになりそうです。
最新のニュース

2022/ 1/ 3 10:22 更新
高速太陽風が続き、磁気圏はやや活動的です。

担当 篠原

540km/秒に高まっていた太陽風の速度は、
昨日のニュース以降は少しずつ低下し、
グラフのデータに乱れがある様ですが、
現在は500km/秒前後で推移しています。
高速の状態は続いています。

太陽風の磁場強度は、5〜7nTと少し強まっています。
南北成分は、南向きに変化する時間帯が見られ、
その頃にAE指数も300〜500nTの小規模の変化が発生しています。
激しくはない様ですが、
極域ではきれいなオーロラが現れているのではないでしょうか。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
現在の高速太陽風と関係していると思われるコロナホールは、
西の端に近付いてほとんど見えなくなっています。
この後、太陽風の速度は次第に下がっていくのではないでしょうか。
そして、南東側(左下)に次のコロナホールが見えています。
緯度が高めですが、5日後くらいに影響が始まるかもしれません。


太陽は、フレアを起こしていた2918黒点群が西の端に沈み、
南側で大きな姿を見せていた2916群も沈もうとしています。

X線グラフを見ると、
昨日のニュース以降はBクラスの小さいフレアだけになっています。
これらは2918群、2916群で発生しているので、
この後、太陽は静かになりそうです。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。