宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by NIT, Kagoshima College  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:57)
今日、C3.4の小規模フレアが発生しました。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/26 09:15 C2.6
03:53 C3.4
01:15 C3.1
00:45 C3.0
12/25 22:19 C3.3
21:19 C3.0
18:44 C2.2
18:02 C1.9
12/24 20:36 C5.2
19:02 C4.2
16:48 C3.7
16:03 C5.5
15:05 C5.8
12:24 C7.4
11:31 C5.1

黒点 12/25 (NOAA)
磁場 フレア
2907 15 βγ C6
2908 4 β C6
2909 1 α C2
2912 1 α ---
2915 3 β ---
2916 17 β C1
2917 9 β C7
2918 15 β C3

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:27 470 -1.1
-2 h 443 -2.0
-4 h 471 -1.5
-6 h 478 -1.7
-8 h 470 -2.0
-10 h 464 -2.5
-12 h 467 -2.5

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
10:30 1 -/ -
-2 h -1 -/ -
-4 h -9 -/ -
-6 h -10 -/ -
-8 h -16 -/ -
-10 h -13 -/ -
-12 h 0 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 2x10^3
12/26 0.7 2x10^3
12/25 0.8 3x10^3
12/24 0.8 4x10^3
12/23 0.9 3x10^3
12/22 0.7 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/12/21 14:01 M1.8の中規模フレアが発生しました。太陽風の速度は更に高まっています。
2021/12/22 13:24 活発にフレアが発生しています。高速太陽風が続いています。
2021/12/23 13:54 フレアの発生が続いています。太陽風は高速の状態が続いています。
2021/12/24 12:11 高速太陽風は、速度が下がり始めています。
2021/12/25 12:32 Cクラスのフレアが続いています。太陽風は平均的な速度に下がっています。
最新のニュース

2021/12/26 10:57 更新
太陽風磁場が南向きになり、磁気圏の活動が少し高まりました。

担当 篠原

太陽は、中心部北側の2918黒点群の活動が目立つ様になっています。
昨日のニュース以降、C3.4を最大として、
C1〜3の小規模フレアが7回発生しています。
可視光写真では、黒点としても目立っています。

南西(右下)の2907群、2909群でも
C1の小規模フレアが発生していますが、
これらの領域は西の端に沈んで見えなくなります。

南東の端の新しい黒点は、
2919群と番号が付けられています。
今のところ、活動は穏やかな様です。


太陽風は、速度が460〜470km/秒に少し上がっています。
磁場強度は5nTと平均的な状態です。

グラフの途中から、
磁場の南北成分は南向きの変化が続いています。
このため、磁気圏の活動も少し高まって、
AE指数は300〜500nTの小規模の変化が半日ほど続いています。
現在は磁場の南向きの変化は小さくなり、
AE指数の変化も見られなくなっています。

SDO衛星AIA193では、
太陽の中心部にコロナホールが見えています。
西側に進んだ縦に伸びるコロナホールとともに、
今後の影響に注目してください。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC





  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。