宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:09)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/22 --- ---
11/21 --- ---
11/20 --- ---

黒点 11/22 (NOAA)
磁場 フレア
2896 1 α ---
2897 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:04 574 -1.1
-2 h 568 -0.3
-4 h 612 -0.7
-6 h 602 -1.2
-8 h 583 +1.2
-10 h 598 +0.2
-12 h 613 +0.7

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -19 -/ -
-2 h -14 -/ -
-4 h -11 -/ -
-6 h -10 -/ -
-8 h -10 -/ -
-10 h -12 -/ -
-12 h -12 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 3x10^2
11/22 0.8 1x10^3
11/21 0.7 7x10^2
11/20 0.7 1x10^3
11/19 0.7 4x10^2
11/18 0.7 6x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
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AE指数 (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/11/17 13:15 太陽風は高速の状態が続いています。
2021/11/18 13:31 高速の太陽風が続いていますが、速度は下がり始めています。
2021/11/19 13:39 太陽風の速度はゆっくりと下がっています。磁気圏は穏やかです。
2021/11/20 12:58 太陽風の速度は平均的な状態に戻っています。磁気圏も穏やかです。
2021/11/21 13:44 高速太陽風が到来し、速度は570km/秒に高まっています。
最新のニュース

2021/11/22 13:09 更新
高速の太陽風が続いていますが、速度は低下に向かいそうです。

担当 篠原

昨日のニュースの後、
太陽風の速度は再び600km/秒台に高まり、
夜には650km/秒に達しました。
その後少し下がりましたが、
現在も560〜600km/秒と高速の状態が続いています。

太陽風の磁場強度は、5nTから3nTへ下がり、
やや弱くなっています。
太陽風速度の高まりは、ピークを越えた様です。

磁場の南北成分は、
北寄りから0nT付近へ傾向が変わっています。
弱い南向きの変化が見られる様になり、
AE指数は500nT程度の変化が続いています。
磁気圏はある程度活動的になっている様です。

SDO衛星AIA193では、
今回の高速風をもたらしたコロナホールは
南西(右下)に進んでいます。
この後、影響は弱まりそうです。

一方、北極から縦に伸びるコロナホールと、
南東(左下)に小さいコロナホールが見えています。
どちらも27日前には見えていなかったので、
今後、影響が現れるかどうか注目してください。


太陽は、2896群、2897群の黒点が小さく見えるだけです。
X線グラフは特に変化はありません。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。