宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:14)
今日、C5.5の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/ 7 11:39 C5.5
10/ 6 --- ---
10/ 5 --- ---

黒点 10/ 7 (NOAA)
磁場 フレア
2880 1 α ---
2882 1 βγ C6

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:04 301 +8.9
-2 h 303 +9.5
-4 h 302 +7.9
-6 h 313 +7.9
-8 h 315 +8.0
-10 h 324 +1.9
-12 h 321 -6.4

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -10 -/ -
-2 h -9 -/ -
-4 h -12 -/ -
-6 h -13 -/ -
-8 h -29 -/ -
-10 h -34 -/ -
-12 h -13 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 2x10^1
10/ 7 0.7 2x10^2
10/ 6 0.7 6x10^2
10/ 5 0.7 3x10^2
10/ 4 0.7 2x10^2
10/ 3 0.7 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
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X線3日1日 (GOES)
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SUVI131 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/10/ 2 12:59 太陽風の速度は下がり始めています。
2021/10/ 3 13:46 太陽風は平均的な状態です。太陽の南西でフィラメント噴出が発生しています。
2021/10/ 4 14:03 太陽風はやや低速になっています。太陽の北東に新しい黒点が現れています。
2021/10/ 5 13:48 太陽風は低速になっています。磁気圏も概ね静穏です。
2021/10/ 6 13:07 太陽風は低速で、磁気圏は概ね静穏です。
最新のニュース

2021/10/ 7 13:14 更新
太陽風磁場が南向きに変化して、磁気圏の活動が強まりました。

担当 篠原

太陽風の速度は、320km/秒から300km/秒へゆっくり下がり、
低速の状態が続いています。
磁場強度は、5nTと平均的な状態からゆっくりと強まり、
昨夜遅くには10nTを超えて、12nTまで強まりました。
現在は少し下がっていますが、9nTとまだ強まった状態です。

磁場の南北成分は、
磁場が強まり始めた頃から南向きに変化する様になり、
-10nTに達しています。
この影響で磁気圏の活動もある程度高まって、
AE指数は500〜800nTの中規模の変化が半日ほど続いています。
今日未明になると磁場は北向きに切り替わり、
以降は磁気圏も静かになっています。

太陽風磁場の強まりは、終わりに近付いている様です。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真は、
北極域にコロナホールが見えていますが、
低緯度域には小さい領域が見える程度です。
太陽風は低速の穏やかな風が続きそうですが、
どうなるでしょうか。


太陽では、中心部の北東寄り(左上)の2882黒点群で、
7日11時半(世界時7日2時半)に、
C5.5の小規模フレアが発生しています。
この後の活動はどうなるでしょうか。

北西(右上)の2880黒点群は小さくなっています。
掲載の写真では、微かに見える程度です。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。