宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:31)
昨日、C1.8の小規模フレアが発生しています。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/22 --- ---
9/21 20:42 C1.8
17:57 C1.3
9/20 --- ---

黒点  9/22 (NOAA)
磁場 フレア
2871 8 βδ C1
2872 4 β ---
2873 8 β C2

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:25 354 -4.7
-2 h 361 -3.6
-4 h 331 -2.9
-6 h 330 -5.1
-8 h 330 -2.8
-10 h 331 -4.5
-12 h 322 -3.6

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
10:30 -29 -/ -
-2 h -15 -/ -
-4 h -21 -/ -
-6 h -6 -/ -
-8 h -10 -/ -
-10 h -8 -/ -
-12 h -10 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.6 2x10^1
9/22 0.7 4x10^2
9/21 0.7 2x10^2
9/20 0.8 2x10^2
9/19 0.9 2x10^2
9/18 0.8 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
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衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/ 9/17 12:36 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。太陽は無黒点です。
2021/ 9/18 09:48 太陽風磁場は更に強まっています。太陽の向こう側でフレアが発生しています。
2021/ 9/19 11:01 太陽の南東から新しい黒点が現れています。太陽風は平均的な状態です。
2021/ 9/20 12:38 太陽風は低速になっています。磁気圏は穏やかです。
2021/ 9/21 12:46 太陽に5つの黒点群が見えています。太陽風は低速で磁気圏は穏やかです。
最新のニュース

2021/ 9/22 11:31 更新
太陽の黒点が増えています。太陽風は低速の状態が続いています。

担当 篠原

太陽の南東端(左下)の向こう側で、
フィラメント噴出が発生しています。
GOES衛星SUVI 304による動画を掲載します。
この噴出により、CME(コロナ質量放出)が
太陽の左下に向かって発生しています。
SOHO衛星LASCO C2、C3の動画を掲載します。
地球に対して横向きの噴出なので、影響はありません。

太陽のこちら側では、
北西(右上)の2873黒点群でC1.1、C1.8の小規模フレアが、
南東(左下)の2871群でC1.1の小規模フレアが
それぞれ発生しています。
今のところ、活動が強まっているという様子はありません。

また、南西(右下)に新しい黒点が現れています。
南西側は、3か所に黒点が見えています。


太陽風は、速度が330km/秒から350km/秒へ少し上がっていますが、
低速の状態は続いています。
磁場強度は、今日に入ったくらいから少し強まり、
7〜9nTで推移しています。

南北成分は南寄りになっていて、
-5nTを超える変化も発生しています。
このため、磁気圏の活動も少し高まっていて、
AE指数は、500〜700nTの中規模の変化が続いています。

SDO衛星AIA193では、
太陽の中心部にコロナホールが見えています。
明日には、この領域の影響で
太陽風が強まり始めるかもしれません。




太陽の南東端の向こう側で発生したフィラメント噴出。GOES衛星SUVI 304。
(c) GOES (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の南東に飛び出すCME。SOHO衛星LASCO C2、C3。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr



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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。