宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:27)
今日、C1.2の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/ 7 04:10 C1.2
7/ 6 03:37 C1.7
7/ 5 02:59 C1.7

黒点  7/ 7 (NOAA)
磁場 フレア
2835 3 α C2
2837 1 α ---
2839 6 β ---
2840 2 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:15 380 -0.7
-2 h 369 +0.9
-4 h 373 +2.0
-6 h 367 +1.1
-8 h 373 +1.2
-10 h 358 +2.0
-12 h 351 -0.3

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 1 -/ -
-2 h -4 -/ -
-4 h -11 -/ -
-6 h -14 -/ -
-8 h -8 -/ -
-10 h -4 -/ -
-12 h -8 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 4x10^1
7/ 7 0.7 2x10^2
7/ 6 0.7 3x10^2
7/ 5 0.7 2x10^2
7/ 4 0.9 2x10^2
7/ 3 0.7 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/ 7/ 2 11:43 高速風の速度は少し下がっています。磁気圏は穏やかです。
2021/ 7/ 3 13:26 C5.7の小規模フレアが発生しました。太陽風の速度は再び高まっています。
2021/ 7/ 4 11:29 X1.5の大規模フレアが発生しました。
2021/ 7/ 5 12:07 太陽は穏やかになっています。太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。
2021/ 7/ 6 13:56 太陽風は低速ですが、磁場の強まりが到来しています。
最新のニュース

2021/ 7/ 7 12:27 更新
太陽風は平均的な速さに近付いています。6月の黒点相対数は 25.4 でした。

担当 篠原

WDC-SILSOより、
6月の黒点相対数は、25.4 と発表されました。
4月の24.5、5月の21.2に続いて、3か月連続で20台となっています。

1枚目の図を見ると、前周期の立ち上がりの頃の2010年と
同じくらいの高さで推移しています。
今後も同様の変化をすると考えると、
半年後の2022年初めには、黒点相対数は50に達し、
さらに1年後の2023年初めには、
活動周期の極大に近い高さに達しているかもしれません。
ゆっくり進む変化ですが、引き続き注目してください。

6月の無黒点の日(黒点相対数 = 0 の日)は、
とうとう 0 になりました。
これは、2017年9月以来、およそ4年ぶりです。

11年前の前周期は、2010年2月に初の 0 になり、
2011年以降は、0 の月が連続するようになっています。
今期の太陽も、
そろそろ黒点があるのが当たり前になるのかもしれません。



昨日紹介した、太陽の西に沈んだ2838黒点群の活動による
CME(コロナ質量放出)を、SOHO衛星の動画で紹介します。
2回発生しています。
横方向に飛び出しているので地球への影響はありませんが、
2838群の活動が1週間ほど早ければ、
これらの乱れは地球へ到来したことでしょう。

現在の太陽は、
南西の2835群でC1の小規模フレアが2回発生しています。
この領域はもうすぐ西の端に沈むので、
太陽は穏やかになりそうです。

北西の黒点に2840群と番号が付き、
中心部に小さい黒点が現れています。


太陽風は、340km/秒から380km/秒へ速度が上がり、
平均的な状態に戻りかけています。
磁場強度は、7nTとやや強まっています。

磁場の南北成分は、グラフの前半で南向きの変化が発生していて、
AE指数には500nTの変化が発生しています。
グラフの後半は南北の変化は小さくなり、
AE指数も変化が見られなくなっています。

SDO衛星AIA193では、
南東(左下)のコロナホールが少し見やすくなっています。
しっかりした広がりがありそうです。



太陽黒点相対数の長期変化。6月の黒点相対数は 25.4 でした。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


1970年以降の太陽黒点相対数の長期変化。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


1970年以降の月毎の無黒点日の日数。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


太陽の西の端で発生したCME。SOHO衛星LASCO C2、C3。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr



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