宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:04)
今日、C3.6の小規模フレアが発生しました。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/ 1 03:01 C3.6
02:23 C1.4
6/30 --- ---
6/29 04:00 C1.6

黒点  7/ 1 (NOAA)
磁場 フレア
2835 18 βγδ C4
2836 3 β ---
2837 2 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:55 495 -4.7
-2 h 511 +1.9
-4 h 474 -7.0
-6 h 450 -6.0
-8 h 420 -1.8
-10 h 405 -3.5
-12 h 376 -4.3

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
08:30 -17 -/ -
-2 h -27 -/ -
-4 h -3 -/ -
-6 h -5 -/ -
-8 h -8 -/ -
-10 h -10 -/ -
-12 h -12 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 2x10^1
7/ 1 0.7 2x10^2
6/30 0.7 4x10^2
6/29 0.7 3x10^2
6/28 0.7 3x10^2
6/27 0.7 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
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AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
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SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/ 6/26 13:20 太陽で小さい活動が発生しています。太陽風は平均的な速度です。
2021/ 6/27 13:30 太陽風は低速になっています。太陽は穏やかです。
2021/ 6/28 12:38 太陽風は低速の状態が続いています。太陽の東端に黒点が現れています。
2021/ 6/29 12:46 Cクラスの小規模フレアが発生しました。太陽風は更に低速になっています。
2021/ 6/30 12:48 Bクラスの小さいフレアが続いています。太陽風は低速です。
最新のニュース

2021/ 7/ 1 10:04 更新
太陽風の速度が500km/秒に高まっています。磁気圏の活動も強まっています。

担当 篠原

昨夜から太陽風の速度が上昇を始め、
今朝くらいに500km/秒まで高まり、
高速の状態に達しています。
磁場強度は、昨日の午後から5〜10nTを推移する様になり、
現在も12nTと強まった状態です。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真で
4日くらい前に見えていた、
北極から縦に伸びるコロナホールの影響が
到来したのかもしれません。
緯度が高めで、見え方もぼんやりしていたのですが、
しっかりと高速の太陽風が到来しています。

太陽風磁場の南北成分は、
南北にゆっくりと変化しています。
-5〜 -10nTの南向きの変化が発生していて、
磁気圏の活動も強まっています。
AE指数は、1000nTに達する大きな変化が2回ほど発生しています。
現在も太陽風の磁場は大きく変化しています。
速度が高まっているので、
磁気圏の変化はもう一段大きくなるかもしれません。
この後の変化に注目して下さい。

SDO衛星AIA193で見えていたコロナホールは、
東西の広がりは比較的小さかったのですが、
高速風はどのくらい続くでしょうか。


太陽は、2835黒点群が大きな姿を保っています。
今日未明にこの2835群で、
C1.4、C3.6の小規模フレアが発生しています。
この他にも小さい活動が発生していて、
引き続き注目してください。




今日は、中学校で高専の紹介をするため
これから奄美大島に行きます。
梅雨前線の活動が強まっていて、向こうの天気が心配です。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。