宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by NIT, Kagoshima College  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:04)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/18 --- ---
6/17 --- ---
6/16 --- ---

黒点  6/18 (NOAA)
磁場 フレア
2833 2 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:55 507 -2.1
-2 h 513 -2.0
-4 h 508 +0.3
-6 h 505 +1.3
-8 h 525 +2.1
-10 h 516 +0.9
-12 h 538 -0.9

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -13 -/ -
-2 h -3 -/ -
-4 h -3 -/ -
-6 h -2 -/ -
-8 h 0 -/ -
-10 h -3 -/ -
-12 h -2 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 2x10^3
6/18 0.7 5x10^3
6/17 0.7 5x10^3
6/16 0.7 7x10^2
6/15 0.8 1x10^2
6/14 0.7 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/ 6/13 12:56 太陽風の速度が500km/秒近くに高まっています。
2021/ 6/14 12:13 太陽風は平均的な速度に戻っています。磁気圏は穏やかです。
2021/ 6/15 12:31 太陽風は低速になっています。コロナホールの影響が始まりそうです。
2021/ 6/16 13:23 高速太陽風が到来し、磁気圏の活動も強まっています。
2021/ 6/17 12:36 太陽風は高速の状態が続いています。太陽は穏やかです。
最新のニュース

2021/ 6/18 12:04 更新
高速太陽風は終わりに近付いている様です。太陽に新しい黒点が現れています。

担当 篠原

昨日のニュース以降も太陽風の速度はゆっくりと低下して、
510km/秒まで下がっています。
まだ高速風の状態ですが、この後も速度は下がりそうです。

太陽風の磁場強度は、4nTと平均的な状態です。
磁場の南北成分は、0nT付近で小さく変化していて、
磁気圏は穏やかになっています。
AE指数は特に変化の見られない状態です。

太陽風のグラフの最後では、
磁場が弱い南向きに変化しています。
この傾向が続くと、
磁気圏でも活動がやや高まる様になるでしょう。

SDO衛星AIA193を見ると、
太陽の北極側から北東部に細いコロナホールが伸びています。
この広がり方だと、地球への影響は小さくなりそうですが、
明日、明後日はどの様に見えるでしょうか。


太陽は、北西の端近く(右上)に黒点が発生しています。

X線グラフは変化がなく、
太陽は穏やかな状態が続いています。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。