宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:07)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/ 6 --- ---
5/ 5 --- ---
5/ 4 --- ---

黒点  5/ 6 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:55 329 -0.1
-2 h 327 +0.9
-4 h 342 +0.2
-6 h 332 +1.3
-8 h 345 -0.4
-10 h 320 +1.9
-12 h 323 +1.6

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 18 -/ -
-2 h 10 -/ -
-4 h 7 -/ -
-6 h 10 -/ -
-8 h 10 -/ -
-10 h 10 -/ -
-12 h 9 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.6 4x10^1
5/ 6 0.7 3x10^2
5/ 5 0.7 2x10^2
5/ 4 0.8 2x10^2
5/ 3 0.7 2x10^2
5/ 2 0.7 4x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
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衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/ 5/ 1 12:23 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。太陽は無黒点になるかもしれません。
2021/ 5/ 2 13:06 太陽風磁場が南向きに振れて、磁気圏がやや活動的になっています。
2021/ 5/ 3 10:29 太陽風は低速の状態が続いています。太陽は無黒点です。
2021/ 5/ 4 12:50 太陽風はやや高速になっています。磁気圏は穏やかです。
2021/ 5/ 5 13:31 太陽風は平均的な速度です。太陽は無黒点が続いています。
最新のニュース

2021/ 5/ 6 13:07 更新
太陽の東端の向こう側でフレアが発生しています。太陽風は低速になっています。

担当 篠原

太陽は無黒点ですが、
北東の端(左上)の向こう側から活動的な領域が近づいています。

X線グラフの右端近くの高まり、
6日7時半(世界時5日22時半)に発生したB1.2の小さいフレアは、
東端の向こう側の領域で発生しています。

GOES-16衛星SUVI 304による動画を掲載します。
コロナのガスが激しく噴き上がる様子が撮影されています。
地球に対しては横向きに飛び出しているので、
影響はないでしょう。

太陽の東側を斜めから観測しているSTEREO Ahead衛星では、
フレアが発生した領域も見えています。
EUVI 195の動画を掲載します。

地球からはフレアが起きた場所は見えていないので、
本当のフレアの規模は、B1よりも大きかったと思われます。

明日にはこの領域は姿を現しそうです。
黒点の分布やフレアの活動など、注目してください。


太陽風は、330km/秒へ速度が下がり、
低速になっています。
磁場強度は、3〜4nTとやや弱い状態です。

磁場の南北成分は、
弱い北寄りから、0nT付近で小さく変化する様になっています。
速度が下がっていることもあり、磁気圏はとても穏やかで、
AE指数はほとんど変化が見られません。

SDO衛星AIA193は、低緯度域にコロナホールは見られず、
太陽風は、しばらく穏やかな風が続きそうです。




太陽の東端の向こう側で発生したフレア。GOES-16衛星 SUVI 304。
(c) GOES (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


STEREO AHead衛星から見たフレアの様子。EUVI 195。
(c) STEREO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr



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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。