宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by NIT, Kagoshima College  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:13)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/ 2 --- ---
4/ 1 --- ---
3/31 --- ---

黒点  4/ 2 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:04 359 -1.2
-2 h 383 -2.4
-4 h 372 -0.1
-6 h 377 -0.6
-8 h 382 -1.4
-10 h 393 -1.1
-12 h 398 +0.7

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -9 -/ -
-2 h -11 -/ -
-4 h -10 -/ -
-6 h -3 -/ -
-8 h -4 -/ -
-10 h -5 -/ -
-12 h -4 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 3x10^1
4/ 2 0.7 3x10^2
4/ 1 0.7 7x10^2
3/31 0.8 8x10^2
3/30 0.8 8x10^2
3/29 0.7 4x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/ 3/28 10:41 太陽風は平均的な速度に戻っています。磁気圏の活動がやや高まっています。
2021/ 3/29 09:11 太陽風は低速になっています。磁気圏も穏やかです。
2021/ 3/30 13:08 低速の太陽風が続き、磁気圏も穏やかです。
2021/ 3/31 12:41 太陽風はやや低速になっています。B7.4の小さいフレアが発生しました。
2021/ 4/ 1 12:44 太陽風は平均的な状態です。磁気圏はやや活動的です。
最新のニュース

2021/ 4/ 2 13:13 更新
太陽風は低速になっています。3月の黒点相対数は 17.3 でした。

担当 篠原

WDC-SILSOより、3月の黒点相対数の月平均値は
17.3 と発表されました。

20近くに達したのは、昨年の12月以来です。
3月は、小さい黒点が多かったのですが、
途切れることなく黒点群が現れ続けたので、
この値になったのだと思います。
無黒点の日(黒点相対数が0の日)は、31日の1日だけでした。

静かな太陽が続いていますが、
1枚目の図はデータがばらつきながらも、右上に向かっています。
この後の高まり方に注目を続けて下さい。



その太陽は、今日も無黒点です。

SDO衛星AIA193では、
南東の端(左下)が少し明るくなっているので、
ここから活動的な領域が現れそうです。
しかし、規模は小さい様なので、無黒点は続くかもしれません。


太陽風は、360km/秒へ速度が下がり、
低速の風になっています。
磁場強度は、5nTから4nTへ少し下がっています。

磁場の南北成分は、グラフの後半は南寄りに変化していて、
AE指数では400nTの小規模の変化が発生しています。
太陽風が低速になっているので、
磁気圏の活動は小規模に留まるでしょう。

SDO衛星AIA193では、
太陽の中央部に淡いコロナホールが見えています。
この領域の影響は太陽風に現れるでしょうか。



太陽黒点相対数の長期変化。3月の黒点相対数は 17.3 でした。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


1970年以降の太陽黒点相対数の長期変化。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


1970年以降の月毎の無黒点日の日数。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr



  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。