宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:23)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/ 5 --- ---
3/ 4 --- ---
3/ 3 08:41 C1.2

黒点  3/ 5 (NOAA)
磁場 フレア
2806 6 β ---
2807 6 β C1

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:15 419 -1.7
-2 h 434 -1.3
-4 h 458 -1.7
-6 h 470 -1.1
-8 h 460 -0.3
-10 h 470 -1.8
-12 h 466 -1.0

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -27 -/ -
-2 h -13 -/ -
-4 h -15 -/ -
-6 h -16 -/ -
-8 h -21 -/ -
-10 h -25 -/ -
-12 h -20 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 2x10^3
3/ 5 0.7 7x10^3
3/ 4 0.7 7x10^3
3/ 3 0.7 4x10^3
3/ 2 0.7 2x10^2
3/ 1 0.7 3x10^3

静か 激しい 非常に


















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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2021/ 2/28 09:53 C2.7の小規模フレアが発生しました。太陽風はやや低速です。
2021/ 3/ 1 12:47 太陽風磁場が南向きに大きく変化して、磁気圏活動が強まりそうです。C3.9の小規模フレアが発生しました。
2021/ 3/ 2 13:50 太陽風は一時的に高速風になり、磁気圏の活動も活発になりました。
2021/ 3/ 3 12:01 太陽風は650km/秒の高速風になり、磁気圏の活動も高まっています。
2021/ 3/ 4 13:04 高速の太陽風が続いています。磁気圏の活動は少し落ち着いています。
最新のニュース

2021/ 3/ 5 12:23 更新
太陽風は平均的な状態に戻っています。磁気圏も穏やかです。

担当 篠原

太陽風の速度は昨夜遅くに460km/秒へ下がり、
今朝までこの状態が続いていましたが、
現在は420km/秒へ低下しています。
高速太陽風は終わって、平均的な速度に戻っています。
磁場強度は、4nTと平均的な状態です。

AE指数は、太陽風の磁場が南向きに変化した時間帯に
500nTの変化が発生していますが、
その後は小さい変化が見られる程度で、
磁気圏は穏やかになっています。

SDO衛星AIA193では、
中央部のコロナホールが更に西に進み、
影響が及び始める目安の位置に達しています。
この後、太陽風は再び強まりそうです。


太陽の2806、2807黒点群は、
どちらも小さくなっています。

X線グラフも変化はありません。



放射線帯の高エネルギー電子は、
昨日よりも増えていますが、
10000には達していません。
太陽風が落ち着いたので、今後は減少するでしょう。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子 ( 2 MeV 以上 ) の変化
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。