宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:57)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/22 --- ---
12/21 --- ---
12/20 --- ---

黒点 12/22 (NOAA)
磁場 フレア
2794 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:45 558 -2.8
-2 h 519 -1.1
-4 h 425 +8.3
-6 h 401 -6.9
-8 h 384 -4.0
-10 h 376 -0.3
-12 h 382 +3.6

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -31 -/ -
-2 h -16 -/ -
-4 h -30 -/ -
-6 h -19 -/ -
-8 h -2 -/ -
-10 h -1 -/ -
-12 h -2 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 3x10^1
12/22 0.7 3x10^2
12/21 0.7 1x10^2
12/20 0.7 2x10^2
12/19 0.7 3x10^2
12/18 0.7 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
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AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
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SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
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STEREO (STEREO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2020/12/17 13:01 かなり低速の太陽風が続いています。太陽は穏やかです。
2020/12/18 13:54 遅い太陽風が続いています。太陽は無黒点になるかもしれません。
2020/12/19 08:48 低速の太陽風が続いています。太陽は無黒点寸前です。
2020/12/20 14:31 太陽風は平均的な速度にもどっています。太陽は無黒点です。
2020/12/21 12:31 太陽の東端から新しい黒点が現れています。太陽風はやや低速です。
最新のニュース

2020/12/22 12:57 更新
高速太陽風が到来して、速度は560km/秒に高まっています。

担当 篠原

今朝から太陽風速度の上昇が始まり、
380km/秒とやや低速の状態から、
現在は、560km/秒の高速風に変わっています。

SDO衛星AIA193の、北半球中緯度域に見えていた
コロナホールの影響が到来したのかもしれません。
コロナホールの東西方向(横方向)の広がりはあまり大きくないので、
高速風は比較的短期間で終わるのではないかと思います。

太陽風の磁場強度は、
昨日のニュースの後、8nTにやや強まり、
今朝早くには18nTに達する強まりも起きています。
その頃から速度の上昇が始まり、
それと反対に磁場強度は下がり始めて、
現在は5nTと平均的な状態に戻っています。

太陽風磁場の南北成分は、
速度が上昇を始める直前に、
-10nTを超える強い南向きの変化が発生しています。
この影響で磁気圏の活動も高まったと思われます。
AE指数のグラフは、後半からデータが不足していて、
変化を見られる状態ではありません。

太陽風のグラフの最後では、磁場は南寄りに推移しています。
速度が高まっているので、
磁気圏の活動も活発な状態になりそうです。
オーロラの活動は高まっているのではないでしょうか。


太陽は、南東(左下)に2794黒点群がぽつんと見えているだけです。
X線グラフに変化はなく、太陽は穏やかです。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。