宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)
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2020/12/18 13:54 更新 遅い太陽風が続いています。太陽は無黒点になるかもしれません。 担当 篠原 太陽風は、260〜280km/秒とかなり低速の状態が続いています。 磁場強度は、4nTと平均的な状態です。 磁気圏は穏やかで、 AE指数のグラフは見にくい状態が続いていますが、 目立つ程の変化はありません。 SDO衛星AIA193では、 北東(左上)のコロナホールが目立つ様になっています。 次の太陽風の高まりは、この領域の影響になりそうです。 5日後くらいに始まるかもしれません。 太陽は、唯一の2793黒点群が小さくなっていて、 このまま無黒点になるかもしれません。 X線グラフも変化がなくなっています。 一方、STEREO Ahead衛星によると、 東端の向こう側から活動的な領域が近づいている様です。 明日には、SDO衛星AIA193の東端が明るく見えるかもしれません。
(c) SDO (NASA)  SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA)  DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ：NOAA/SWPC、作図：宇宙天気ニュース  AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC   27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図：宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ：NOAA/SWPC、作図：宇宙天気ニュース  | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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