宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:40)
昨日、C1.6の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/ 6 --- ---
12/ 5 20:22 C1.2
09:18 C1.6
12/ 4 08:48 C1.4

黒点 12/ 6 (NOAA)
磁場 フレア
2786 3 β C1
2790 4 β C2
2791 5 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:34 339 -1.2
-2 h 359 -2.5
-4 h 367 -1.3
-6 h 377 -0.2
-8 h 370 -0.8
-10 h 378 +0.1
-12 h 388 +0.4

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -7 -/ -
-2 h 2 -/ -
-4 h 1 -/ -
-6 h -1 -/ -
-8 h 3 -/ -
-10 h -2 -/ -
-12 h -2 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.6 2x10^2
12/ 6 0.8 8x10^2
12/ 5 1.3 6x10^2
12/ 4 2.6 1x10^3
12/ 3 3.0 2x10^3
12/ 2 5.6 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
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黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2020/12/ 1 12:20 太陽の南東から新しい黒点が現れました。太陽風は530km/秒の高速風になっています。
2020/12/ 2 12:30 新しい黒点は2790群となりました。太陽風は平均的な状態です。
2020/12/ 3 13:27 太陽風は平均的な状態で、磁気圏は穏やかです。11月の黒点相対数は 34.0 でした。
2020/12/ 4 12:08 太陽風は低速になっている様です。磁気圏は穏やかです。
2020/12/ 5 14:15 太陽風はやや低速で、磁気圏も穏やかです。
最新のニュース

2020/12/ 6 12:40 更新
太陽風は低速ですが、磁気圏では小さい活動が起きています。

担当 篠原

太陽の南東(左下)の黒点に、2791群と番号が付けられています。
一方、西の端に達していた2786群は、
沈んで見えなくなりました。

フレアは、この沈んだ2786群でC1.2の小規模フレアと、
前後にBクラスの小さいフレアが数回発生しています。
また、中央部南側の2790群で、
C1.2の小規模フレアが発生しています。

見えている黒点は少なくなり、
太陽は穏やかに推移しそうです。


太陽風は、370km/秒程度の低速の風が続いている様です。
磁場強度は、6nTから4nTに少し下がっています。

磁場の南北成分は、南北に変化が発生しています。
磁気圏では小規模の変化が発生している様で、
AE指数は、太くなっているグラフの途中で、
時々変化が現れています。

SDO衛星AIA193は、
太陽の中央部に小さいコロナホールが見えています。
3〜4日後の太陽風に変化が見られるかもしれませんが、
全体としては穏やかな太陽風が続きそうです。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr



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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。