宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by NIT, Kagoshima College  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:08)
今日、C1.4の小規模フレアが発生しました。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/ 4 08:48 C1.4
12/ 3 10:48 C1.7
12/ 2 08:13 C1.4

黒点 12/ 4 (NOAA)
磁場 フレア
2785 1 α ---
2786 3 α C2
2790 6 α C1

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:55 519 +3.0
-2 h 515 +4.5
-4 h 516 +2.6
-6 h 525 +2.4
-8 h 531 +1.5
-10 h 428 +2.1
-12 h 360 -3.1

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -8 -/ -
-2 h -5 -/ -
-4 h -9 -/ -
-6 h -8 -/ -
-8 h -16 -/ -
-10 h -15 -/ -
-12 h -1 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.9 3x10^2
12/ 4 2.6 1x10^3
12/ 3 3.0 2x10^3
12/ 2 5.6 1x10^3
12/ 1 6.5 6x10^2
11/30 3.6 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2020/11/29 12:42 Cクラスのフレアが続いています。太陽の南東に新しい黒点が現れています。
2020/11/30 12:09 太陽の東端でM4.4の中規模フレアが発生しました。活動領域はこれから現れます。
2020/12/ 1 12:20 太陽の南東から新しい黒点が現れました。太陽風は530km/秒の高速風になっています。
2020/12/ 2 12:30 新しい黒点は2790群となりました。太陽風は平均的な状態です。
2020/12/ 3 13:27 太陽風は平均的な状態で、磁気圏は穏やかです。11月の黒点相対数は 34.0 でした。
最新のニュース

2020/12/ 4 12:08 更新
太陽風は低速になっている様です。磁気圏は穏やかです。

担当 篠原

DSCOVR衛星の太陽風速度のデータは、
グラフの中盤から500km/秒台に高まっていますが、
ACE衛星やSOHO衛星のデータを参照すると、
この変化はデータエラーの様で、
太陽風は350〜370km程度の低速の風になっている様です。

磁場強度は4nTから6nTへ少し上がっていますが、
平均的な状態です。
南北成分は北寄りの時間が長く、磁気圏は静穏です。
AE指数は、磁場が南寄りになっていた頃に
小規模の変化が起きていますが、
その他は静かに推移している様です。

SDO衛星AIA193では、コロナホールは特に見られず、
穏やかな太陽風が続きそうです。


太陽は、東の端(左端)から現れた領域に、
小さい黒点が1個見えている様です。
今日の時点では、群番号は付けられていません。

一方、2785群は西の端(右端)に近付いていて、
この後、見えなくなるでしょう。

昨日から今日にかけて、
南東(左下)の2790群で、
C1の小規模フレアが2回発生しています。
特に活動が高まっているという様子ではありませんが、
この後もフレアの発生が続くかもしれません。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。