宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:39)
今日、C4.3の小規模フレアが発生しました。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/24 07:49 C4.3
11/23 02:23 C3.3
11/22 --- ---

黒点 11/24 (NOAA)
磁場 フレア
2783 6 β ---
2785 1 β C4
2786 1 α C1

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:34 470 -0.3
-2 h 475 -0.4
-4 h 497 +0.2
-6 h 519 +0.4
-8 h 524 -0.0
-10 h 542 +1.1
-12 h 562 -0.9

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -23 -/ -
-2 h -14 -/ -
-4 h -10 -/ -
-6 h -15 -/ -
-8 h -20 -/ -
-10 h -22 -/ -
-12 h -20 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.6 1x10^3
11/24 0.7 2x10^3
11/23 0.7 2x10^3
11/22 0.7 3x10^2
11/21 0.7 2x10^2
11/20 0.7 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
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AIA193動画 (SDO)
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SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2020/11/19 12:56 低速の太陽風が続き、磁気圏も穏やかです。
2020/11/20 12:53 太陽風の速度が平均的な速さに戻りかけています。
2020/11/21 10:04 太陽風は低速に戻っています。太陽の東端の向こう側でフレアが発生しています。
2020/11/22 10:30 高速太陽風が到来しています。太陽の南東の端から活動的な領域が近付いています。
2020/11/23 10:21 太陽の南東の端から新しい黒点が現れています。高速太陽風は620km/秒に達しました。
最新のニュース

2020/11/24 12:39 更新
C4.3の小規模フレアが発生しました。新しい黒点が東端から現れています。

担当 篠原

今朝、24日8時(世界時23日23時)に
太陽の南東(左下)の2785黒点群で、
C4.3の小規模フレアが発生しました。
SDO衛星AIA131による動画を掲載します。

また、2785群の向こうから、
大きい黒点がこちら側に回ってきました。
2786群と番号が付けられています。
2枚目に可視光の拡大写真を掲載しています。
2785群の2倍くらいの大きさに見えます。
今後どのような活動を起こすでしょうか。


太陽風は、昨日のニュース以降も速度の低下が続き、
現在は480km/秒とやや高速程度です。
今回の高速太陽風は2日程度で終わりを迎えるかもしれません。

太陽風の磁場強度は、3nTとやや弱い状態です。
南北成分は、0nT付近で小さく変化する様になり、
磁気圏の変化は規模が小さくなっています。
AE指数は、200~300nTの小規模の変化が発生する程度です。

SDO衛星AIA193は、低緯度域にコロナホールは見られず、
太陽風は穏やかな状態になりそうです。




2785黒点群で発生したC4.3の小規模フレア。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


2785黒点群(右)と新しく現れた2786群(左)。SDO衛星。
(c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr



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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。