宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:41)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/12 --- ---
9/11 --- ---
9/10 --- ---

黒点  9/11 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:33 564 +2.1
-2 h 565 +1.0
-4 h 571 +0.2
-6 h 581 -2.1
-8 h 566 -0.6
-10 h 569 +0.9
-12 h 555 +5.5

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
08:30 -31 -/ -
-2 h -30 -/ -
-4 h -45 -/ -
-6 h -56 -/ -
-8 h -61 -/ -
-10 h -53 -/ -
-12 h -66 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 3x10^2
9/12 0.4 4x10^2
9/11 0.5 4x10^2
9/10 0.5 1x10^3
9/ 9 0.4 1x10^3
9/ 8 0.5 8x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2018/ 9/ 7 13:18 コロナホールの影響が始まり、太陽風が強まり始めています。イエローナイフのオーロラをどうぞ。
2018/ 9/ 8 14:37 太陽風速度の高まりは、1日程度で終わっています。イエローナイフのオーロラをどうぞ。
2018/ 9/ 9 13:47 太陽風は平均的な速さです。太陽に黒点が出現しました。
2018/ 9/10 11:16 太陽風は平均的な速度です。2721黒点群は小さくなっています。
2018/ 9/11 08:57 高速太陽風が始まりました。磁気圏の活動も強まっています。
最新のニュース

2018/ 9/12 09:41 更新
高速太陽風が続き、磁気圏も活動的です。イエローナイフのオーロラをどうぞ。

担当 篠原

昨日のニュースの後、太陽風磁場の南北成分は、
しばらく北寄りになりましたが、
その後、再び南向きに強まり、
-10nTに達する変化が続きました。

この頃は、速度も570km/秒に高まっていたため、
磁気圏への影響も強まって、
AE指数は、最大1700nTに達する激しい変化になっています。


カナダ・イエローナイフに滞在していた景山植光さんより、
現地11日1時台(世界時11日7時)に撮影された
オーロラの写真をいただきました。

AE指数では、最大の1700nTに達する変化が起きた頃です。
すばらしいオーロラの輝きです。
昨日の昭和基地のオーロラと同様に、
上空の赤いオーロラも目立っています。
速報の写真をありがとうございます。


その後の太陽風は、
磁場強度が10nTから5nTに下がっています。
一方、速度は570km/秒と高速の状態が続いています。
高速太陽風の領域は、中盤を迎えているようです。

太陽風磁場の南北成分は、
グラフの後半は0nT付近か、やや北寄りに変わっています。
このため、高速風は続いていますが、
磁気圏の変化はやや落ち着いて、
磁場が弱い南向きになった頃に、
700nTの中規模の活動を起こしていますが、
その他は静かになっています。

磁場がこのまま北寄りになってしまうか、
再び南寄りに変わるか、
それによって磁気圏の様子は変わってきます。

SDO衛星AIA193では、
高速風をもたらしたコロナホールは太陽の西の端に近付いています。
この様子では、これから太陽風は次第に弱まっていきそうです。
一方、27日周期の図では、前回の高速風は更に3〜4日続いて、
次の高速風に繋がっています。
今回はどの様に推移するでしょうか。

その次の高速風をもたらすと考えられるコロナホールが、
太陽の南東側(左下)に見えています。
4日後くらいから、こちらの影響が始まりそうです。


太陽の南東に現れた黒点には、2722群と番号が付きました。
昨日のニュースの後に黒点がやや大きくなり、
その後小さくなって、現在の状態になっています。




イエローナイフで、現地11日1時11分(世界時11日7時11分)に撮影されたオーロラ。
(c) 景山植光氏


イエローナイフで、現地11日1時22分(世界時11日7時22分)に撮影されたオーロラ。
(c) 景山植光氏


イエローナイフで、現地11日1時27分(世界時11日7時27分)に撮影されたオーロラ。
(c) 景山植光氏


イエローナイフで、現地11日1時47分(世界時11日7時47分)に撮影されたオーロラ。
(c) 景山植光氏


イエローナイフで、現地11日1時51分(世界時11日7時51分)に撮影されたオーロラ。
(c) 景山植光氏


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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