宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:49)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/12 --- ---
6/11 --- ---
6/10 --- ---

黒点  6/12 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:45 298 -2.2
-2 h 293 -2.1
-4 h 294 -2.4
-6 h 297 +1.0
-8 h 301 +3.1
-10 h 310 +1.2
-12 h 308 -1.7

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -4 -/ -
-2 h -3 -/ -
-4 h 5 -/ -
-6 h 9 -/ -
-8 h 8 -/ -
-10 h -1 -/ -
-12 h 1 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 9x10^2
6/12 0.8 2x10^3
6/11 0.5 2x10^3
6/10 0.6 2x10^3
6/ 9 0.6 2x10^3
6/ 8 0.6 3x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2018/ 6/ 7 12:49 西に沈んだ2712黒点群でC1.0の小規模フレアが発生しました。5月の黒点相対数は 13.2 でした。
2018/ 6/ 8 12:11 太陽風磁場の強まりは通り過ぎ、磁気圏も穏やかになっています。
2018/ 6/ 9 12:57 太陽風は低速になり、磁気圏も穏やかです。
2018/ 6/10 13:29 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。
2018/ 6/11 13:08 太陽風の速度は300km/秒まで下がっています。
最新のニュース

2018/ 6/12 11:49 更新
太陽風は低速の風が続いています。太陽の東端から活動的な領域が見えてきました。

担当 篠原

太陽風は、300km/秒と低速の風が続いています。
磁場強度は、3nTから5nTに少し上がり、
平均的な状態に戻っています。

磁場の南北成分は、
今朝早くから、南向きの-3nT程度の状態が続いています。
太陽風の速度が下がっていることもあり、
AE指数では目立った変化は発生していませんが、
南極の昭和基地の全天カメラでは、
オーロラの活動も撮影されています。

世界時11日23時半頃の様子を紹介します。

SDO衛星AIA193では、
太陽の中央部にコロナホールはありませんが、
北東側(左上)に薄暗い領域が見えています。
27日前の前周期は、ここにコロナホールがあり、
27日周期の図の5月23〜24日の太陽風速度の高まりをもたらしました。
今回は、6月19〜20日頃になりそうですが、
現在のコロナホールの広がりはどうなっているでしょうか。


太陽は、東端から活動的な領域が近づいていますが、
まだ、黒点は見えない様です。
X線グラフでは、Bクラスの小さい変化も起きています。
今後、どのような活動を起こすでしょうか。



南極・昭和基地の全天カメラで、世界時11日23時半に撮影されたオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。