宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:08)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/11 --- ---
6/10 --- ---
6/ 9 --- ---

黒点  6/11 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:55 294 +0.1
-2 h 304 -1.0
-4 h 317 -2.5
-6 h 327 -2.2
-8 h 326 -1.9
-10 h 330 -1.2
-12 h 332 -0.9

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -6 -/ -
-2 h -9 -/ -
-4 h -4 -/ -
-6 h 4 -/ -
-8 h 5 -/ -
-10 h 2 -/ -
-12 h 4 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 5x10^2
6/11 0.5 2x10^3
6/10 0.6 2x10^3
6/ 9 0.6 2x10^3
6/ 8 0.6 3x10^3
6/ 7 0.5 2x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2018/ 6/ 6 13:40 太陽風は平均的な速度で、磁気圏も穏やかです。太陽は無黒点です。
2018/ 6/ 7 12:49 西に沈んだ2712黒点群でC1.0の小規模フレアが発生しました。5月の黒点相対数は 13.2 でした。
2018/ 6/ 8 12:11 太陽風磁場の強まりは通り過ぎ、磁気圏も穏やかになっています。
2018/ 6/ 9 12:57 太陽風は低速になり、磁気圏も穏やかです。
2018/ 6/10 13:29 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。
最新のニュース

2018/ 6/11 13:08 更新
太陽風の速度は300km/秒まで下がっています。

担当 篠原

太陽風は、更に低速になっています。
昨日の350km/秒から、夜には330km/秒に下がり、
今朝に入ると、更に下がって300km/秒。
掲載のグラフの最後では、290km/秒になりかけています。

27日周期の図を参照すると、
前周期も同じ頃に300km/秒近くまで下がっています。
同様の推移をしている様です。

太陽風の磁場強度は、3nT前後でやや弱い状態です。
南北成分は、掲載のグラフの後半で、
-2nTの弱い南向きが続いています。
振れ幅は小さく、速度も下がっているため影響は限定的ですが、
静かだったAE指数のグラフが、少し太くなっています。
昭和基地の全天カメラでも、
淡いオーロラの活動が見えていました。

現在は、南北成分は0nTに戻っています。
磁気圏は再び静かになりそうです。



太陽は今日も無黒点ですが、
X線グラフは、全体のレベルが少し上がっています。
SDO衛星AIA193の太陽写真の東端(左端)に明るい部分があり、
活動的な領域が近付いている様です。
この後、黒点が現れるかどうか、注目してください。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。