宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:27)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/18 --- ---
11/17 --- ---
11/16 --- ---

黒点 11/18 (NOAA)
磁場 フレア
2687 4 α ---
2688 2 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:25 424 -0.7
-2 h 428 -0.4
-4 h 435 +0.4
-6 h 432 -1.3
-8 h 429 -1.9
-10 h 428 +1.5
-12 h 428 +2.8

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -20 -/ -
-2 h -10 -/ -
-4 h -4 -/ -
-6 h 7 -/ -
-8 h 0 -/ -
-10 h -3 -/ -
-12 h -1 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^3
11/18 0.4 4x10^3
11/17 0.5 2x10^3
11/16 0.6 8x10^3
11/15 0.5 2x10^4
11/14 0.4 4x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/11/13 12:21 高速太陽風は終わり、磁気圏も概ね静穏です。太陽は無黒点が続いています。
2017/11/14 12:31 太陽の東端に小さい黒点が現れています。太陽風はやや低速です。
2017/11/15 13:25 太陽風は平均的な状態です。2687黒点群が太陽の東に見えています。
2017/11/16 13:18 太陽風の速度が500km/秒に高まっています。
2017/11/17 12:50 太陽風は、速度の弱い高まりが続いています。
最新のニュース

2017/11/18 13:27 更新
太陽風は平均的な状態に戻っています。明後日くらいから次の乱れが始まりそうです。

担当 篠原

太陽風は、速度が420km/秒に下がり、平均的な風に戻っています。
磁場強度も、4nTと平均的な値です。
太陽風の弱い高まりは、2日ほど続きました。

太陽風磁場の南北成分は、南に向いたり北に向いたりしていますが、
振れ幅は小さく、磁気圏は概ね静穏です。
AE指数は、昨夜に起きた500nT程度の変化の後は、
静かになっています。

SDO衛星AIA193の太陽写真では、
中央部のコロナホールは西に進んでいます。
27日周期の図を見ると、
前周期の太陽風は、10月24日から速度が高まっています。
このまま対応させると、
今回は明後日、20日頃から速度の上昇が始まりそうです。

前周期は600km/秒まで速度は上昇しました。
今回は、コロナホールがやや縮小していますが、
太陽風の乱れの規模はどうなるでしょうか。


太陽では、北西部(右上)に新しい黒点が出現して、
2688群と番号が付けられました。
昨日の太陽の可視光写真を見ると、小さい点が見えています。
夜にかけて少し大きくなりましたが、すぐ小さくなって、
今朝くらいに消えてしまいました。

X線のグラフに変化はなく、穏やかな状態が続いています。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。