宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:31)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が非常に強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/14 --- ---
11/13 --- ---
11/12 --- ---

黒点 11/14 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:23 382 +2.4
-2 h 384 -4.9
-4 h 372 -2.4
-6 h 385 +2.2
-8 h 390 +1.6
-10 h 392 -0.4
-12 h 396 -0.0

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -17 -/ -
-2 h -5 -/ -
-4 h 1 -/ -
-6 h -7 -/ -
-8 h -15 -/ -
-10 h -17 -/ -
-12 h -17 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^4
11/14 0.3 4x10^4
11/13 0.5 4x10^4
11/12 0.5 5x10^4
11/11 0.5 4x10^4
11/10 0.5 5x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
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X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
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AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/11/ 9 12:44 高速の太陽風が続き、磁気圏も活発です。
2017/11/10 12:39 高速太陽風の速度は下がり始めています。磁気圏は活動的です。
2017/11/11 13:02 太陽風の速度は再び600km/秒台に高まっています。
2017/11/12 12:44 太陽風の速度は520km/秒まで下がり、高速風は終わりに近付いています。
2017/11/13 12:21 高速太陽風は終わり、磁気圏も概ね静穏です。太陽は無黒点が続いています。
最新のニュース

2017/11/14 12:31 更新
太陽の東端に小さい黒点が現れています。太陽風はやや低速です。

担当 篠原

太陽の南東の端(左端のやや下側)から、
新しい黒点が顔を出しています。
今日のNOAA/SWPCの報告ではまだ番号は掲載されていません。

太陽は11月に入って以来、ずっと無黒点でした。
2週間ぶりの出現と言えそうです。

東の端に近づいた昨日午後、
13日15時半(世界時13日6時半)には、
B7.5の小さいフレアを起こしています。
Cクラスにも達していない小さい活動ですが、
X線グラフでこのような変化が発生したのは、
10月21日(世界時は20日)のM1.1以来です。

その後、特に活動は起きていませんが、
この後の変化に注目して下さい。


太陽風は、速度が380km/秒に少し下がり、
やや低速の状態になっています。
磁場強度は、昨日の午後から5nTに戻っていましたが、
今朝からは7〜8nTにやや強まっています。
コロナホールの影響が近づいているのかもしれません。

磁気圏は、全体としては穏やかですが、
AE指数で500nT程度の小規模の変化は発生しています。

SDO衛星AIA193では、
北半球のコロナホールは西半球に半分ほど進み、
影響が始まる目安の位置に達しています。
更に、南半球のコロナホールも太陽の中央線に達していて、
3日後くらいから、こちらの影響も始まりそうです。


放射線帯の高エネルギー電子は、
1万を超えて高まった状態が続いています。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。