宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:56)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/10 --- ---
10/ 9 --- ---
10/ 8 --- ---

黒点 10/10 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:44 312 +2.0
-2 h 317 +0.4
-4 h 327 +1.1
-6 h 332 +2.3
-8 h 336 +0.6
-10 h 355 +0.2
-12 h 380 +0.2

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 2 -/ -
-2 h 8 -/ -
-4 h 12 -/ -
-6 h 6 -/ -
-8 h 4 -/ -
-10 h 1 -/ -
-12 h 2 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 6x10^2
10/10 0.3 8x10^2
10/ 9 0.4 5x10^2
10/ 8 0.3 7x10^2
10/ 7 0.4 7x10^2
10/ 6 0.4 1x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/10/ 5 13:42 太陽風は平均的な速度ですが、高速風が近づいているかもしれません。アイスランドのオーロラをどうぞ。
2017/10/ 6 12:56 太陽風は平均的な速度が続いています。アイスランドのオーロラをどうぞ。
2017/10/ 7 15:10 太陽風は400km/秒付近の平均的な速度が続いています。
2017/10/ 8 09:50 太陽風は平均的な状態で、磁気圏も静穏です。アイスランドのオーロラをどうぞ。
2017/10/ 9 11:52 太陽風は平均的な速度を保っています。太陽は無黒点です。
最新のニュース

2017/10/10 11:56 更新
太陽風は低速になり、磁気圏はとても穏やかです。太陽は無黒点です。

担当 篠原

太陽風の速度は、400km/秒から300km/秒へ
ゆっくりと低下しています。
平均的な状態から、低速の風に変化しています。

磁場強度は、4nT前後で安定しています。
南北成分は、全体的に北寄りになっています。
このため、磁気圏はとても静かで、
AE指数のグラフは、変化のない状態です。

SDO衛星AIA193では、コロナホールは西に進み、
地球に影響が及び始める目安の位置に達しています。
現在は、低速の穏やかな太陽風が流れていますが、
この後、磁場強度が強まる変化が始まれば、
高速風の到来となるでしょう。


太陽は、無黒点の状態で、
こちら側は穏やかです。

一方、太陽の向こう側では、
西に沈んで見えなくなった2683群付近で、
フレアかフィラメント噴出が起きたようで、
太陽の西に向かってCME(太陽ガスの放出現象)が発生しています。
SOHO衛星LASCO C2、C3の動画を紹介します。
地球への影響はありません。

この動画の左上に見える明るい星は、
太陽の向こう側を通過している水星です。



太陽の右側に噴出するCME。SOHO衛星LASCO C2、C3。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。