宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:56)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/ 6 --- ---
10/ 5 --- ---
10/ 4 --- ---

黒点 10/ 6 (NOAA)
磁場 フレア
2682 1 α ---
2683 5 β C1

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:45 429 -2.9
-2 h 406 -1.6
-4 h 427 -2.4
-6 h 421 +2.6
-8 h 413 -2.9
-10 h 410 +2.3
-12 h 400 +2.5

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -25 -/ -
-2 h -12 -/ -
-4 h 0 -/ -
-6 h -2 -/ -
-8 h -6 -/ -
-10 h -2 -/ -
-12 h 5 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^3
10/ 6 0.4 1x10^4
10/ 5 0.6 2x10^4
10/ 4 0.5 2x10^4
10/ 3 0.4 6x10^4
10/ 2 0.3 5x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/10/ 1 10:02 太陽風の速度は500km/秒を割り、高速風は終わりに近付いています。
2017/10/ 2 13:11 太陽風は500km/秒近い速度を保っています。磁気圏も比較的活動的です。
2017/10/ 3 11:25 太陽風は平均的な状態に戻りました。磁気圏は穏やかです。
2017/10/ 4 14:31 太陽風、磁気圏は穏やかです。9月の黒点相対数は、43.6 でした。
2017/10/ 5 13:42 太陽風は平均的な速度ですが、高速風が近づいているかもしれません。アイスランドのオーロラをどうぞ。
最新のニュース

2017/10/ 6 12:56 更新
太陽風は平均的な速度が続いています。アイスランドのオーロラをどうぞ。

担当 篠原

昨日に続き、高坂雄一さんより、
10月4日の夜にアイスランドで撮影された、
オーロラの写真をいただきました。

昨日の4枚目と同じ、
南部スコゥガル (Skógar) の
スコゥガフォス滝 (Skógafoss Waterfall)の撮影です。
高坂さんによると、この夜もオーロラは弱かったそうですが、
仲秋の名月に照らされて、
オーロラと滝と月虹の見事な共演となっています。
2枚目の写真では、外側に2本目の虹も見えています。

今日の写真では分かりにくいですが、昨日の写真を見ると、
これらの写真は北を向いて撮影されています。
すると、月は南中に近い位置にあるはずですが、
日本では月の高度が高くなるため、
北向きにこの高さで虹ができることはないと思います。
北に向かってこの高さで虹が見えているのは、
ここが高緯度で、南中の月の高度が低くなっているためでしょう。

宇宙天気とは離れてしまいますが、
昨日の虹の写真を眺めながら、こんなことを考えていました。
興味深い写真をありがとうございます。



太陽風は、磁場強度が8〜9nT程度に強まりましたが、
速度は特に高まらず、400km/秒付近を保っています。

SDO衛星AIA193では、
南半球のコロナホールは西の端に近づいています。
影響は来ないままになるのでしょうか。

磁場の南北成分は、
今日に入った頃から南向きへの変化が目立っています。
磁気圏の活動はやや高まっていて、
AE指数は300〜500nTの小規模の変化が起きています。


太陽では、2683黒点群でC1.0の小規模フレアが発生し、
その他にBクラスの小さいフレアも発生しています。
黒点群は太陽の西の端に近づいていて、
2〜3日程度で見えなくなりそうです。




アイスランド南部のスコゥガルで10月4日夜に撮影されたオーロラと月虹。
(c) 高坂雄一氏


アイスランド南部のスコゥガルで10月4日夜に撮影されたオーロラと月虹。
(c) 高坂雄一氏


アイスランド南部のスコゥガルで10月4日夜に撮影されたオーロラと月虹。
(c) 高坂雄一氏


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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