宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:05)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏の最新データがありません。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/26 --- ---
6/25 --- ---
6/24 --- ---

黒点  6/26 (NOAA)
磁場 フレア
2664 10 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:55 505 -0.9
-2 h 509 +0.6
-4 h 521 -1.4
-6 h 492 +1.4
-8 h 493 -0.6
-10 h 495 +1.9
-12 h 479 +0.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 7x10^1
6/26 0.4 2x10^2
6/25 0.4 1x10^3
6/24 0.4 2x10^3
6/23 0.4 9x10^2
6/22 0.5 7x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/ 6/21 15:58 太陽風は低速の状態です。磁気圏も静穏です。
2017/ 6/22 12:43 低速の太陽風が続いています。太陽も穏やかです。
2017/ 6/23 12:28 太陽風は340km/秒と低速で、磁気圏も静穏です。
2017/ 6/24 13:27 太陽風は平均的な速度に上がっています。磁気圏は穏やかです。
2017/ 6/25 09:20 太陽風は平均的な状態で、磁気圏の活動は少し高まっています。
最新のニュース

2017/ 6/26 13:05 更新
太陽風は高速風になり、磁気圏の活動もやや高まっています。カナダのオーロラをどうぞ。

担当 篠原

高坂雄一さんより、カナダのブリティッシュコロンビア州ランビーで、
現地25日1時(世界時25日8時、日本時間25日17時)に撮影された
オーロラの写真をいただきました。

ランビーは、北緯50度と比較的緯度が高く、
北極圏には達していないので、夏至の頃でも空が暗くなり、
オーロラの活動が強まれば、オーロラの光を見ることができるようです。


昨日から今日にかけて、
太陽風の速度は420km/秒から500km/秒へゆっくりと高まり、
高速の太陽風が到来しています。
(速度が下がるのではと見通しを書きましたが、反対になっています)

磁場強度も、速度の上昇に先立って、6nTから一時的に10nTに高まり、
現在は6nTへ戻っています。

磁場の南北成分は、-5nT程度に南向きに強まる時間帯が見られ、
AE指数は、500〜1000nTの中規模の活動が数回発生しています。


高坂さんの撮影は、AE指数がちょうど1000nTのピークに達した頃です。
オーロラが輝いている地域から見ると、南の低緯度側に離れているため、
オーロラは地平線の近くで光っています。

低空の緑の光と、高い所の赤い光と、色合いがきれいに分かれています。
写真の右上には、(分かりにくいですが)カシオペア座が写っていて、
すぐ下、赤いオーロラの中に、二重星団がぼんやりと輝いています。

この地域は、オカナガン地方というそうですが、
気温も35度と夏になっているそうです。
見事なタイミングのオーロラの写真をありがとうございます。


太陽は、2664黒点群が中央に近づいていますが、
特に活動はなく、穏やかです。

また、中央部の南側に黒点が現れかけているようです。
見えるほどの大きさに発達するでしょうか。



カナダ・ブリティッシュコロンビア・ランビーで、現地25日1時(世界時25日8時)に撮影されたオーロラ。
(c) 高坂雄一氏


世界時6月25日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


世界時6月26日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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