宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (15:58)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏の最新データがありません。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/21 --- ---
6/20 --- ---
6/19 --- ---

黒点  6/21 (NOAA)
磁場 フレア
2662 2 α ---
2663 1 α ---
2664 1 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
15:53 333 -0.2
-2 h 364 +0.1
-4 h 334 -0.1
-6 h 498 -0.6
-8 h 777 -0.5
-10 h 385 +0.8
-12 h 356 +0.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
15:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^3
6/21 0.5 7x10^3
6/20 0.6 7x10^3
6/19 0.6 5x10^3
6/18 0.6 4x10^3
6/17 0.4 6x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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衛星電子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/ 6/16 12:15 太陽風は平均的な速度ですが、次の高速風が近づいているようです。
2017/ 6/17 12:55 高速太陽風が到来し、磁気圏の活動も強まっています。
2017/ 6/18 14:04 太陽風の速度は600km/秒に高まっています。磁気圏も活動的です。
2017/ 6/19 11:48 高速の太陽風は続いていますが、速度は530km/秒に下がっています。
2017/ 6/20 13:59 高速太陽風は終わりかけています。磁気圏も穏やかです。
最新のニュース

2017/ 6/21 15:58 更新
太陽風は低速の状態です。磁気圏も静穏です。

担当 篠原

太陽の東端から新しく、2664黒点群が現れました。
この付近で、昨日の午後、20日15時(世界時20日6時)頃に
フィラメント噴出が発生したようで、
SOHO衛星ALSCO C2、C3では、
太陽の左に向かってCME(太陽ガスの放出現象)が
飛び出しています(動画を掲載します)。
横に向かっているので、地球への影響はありません。

その後は、目立った活動は起きておらず、
太陽は穏やかです。


今日は、DSCOVR衛星もACE衛星も、
太陽風データが乱れていて、どちらも見やすいグラフになっていません。
より見やすい方として、ACE衛星のグラフを掲載しています。

太陽風の速度は、330km/秒まで下がり、
低速の状態に変わっています。
磁場強度は、4nTと平均的な値で安定しています。

磁場の南北成分は、0nT付近に留まっていて、
磁気圏は穏やかな状態が続いています。
AE指数のグラフは、ほとんど変化が起きていません。

SDO衛星AIA193では、
北半球のコロナホールが太陽の中央部を通過しています。
2日後くらいに影響が見られるでしょうか。



太陽の左に向かって噴出するCME。SOHO衛星LASCO C2、C3。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


世界時6月20日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


世界時6月21日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。