宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:18)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏の最新データがありません。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/11 --- ---
5/10 --- ---
5/ 9 --- ---

黒点  5/11 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:15 384 +2.5
-2 h 381 +3.6
-4 h 383 +3.5
-6 h 366 +0.3
-8 h 370 +2.8
-10 h 359 +3.7
-12 h 386 +3.4

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 5x10^2
5/11 0.4 1x10^3
5/10 0.4 8x10^2
5/ 9 0.4 1x10^3
5/ 8 0.4 2x10^3
5/ 7 0.4 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
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Dst予測 (NICT)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/ 5/ 6 13:56 400km/秒に上がった太陽風の速度は、再び低速に戻っています。
2017/ 5/ 7 10:03 太陽風は低速で、磁気圏はとても穏やかです。
2017/ 5/ 8 13:04 低速の太陽風が続いていますが、磁気圏はやや活動的です。フィンランドのオーロラをどうぞ。
2017/ 5/ 9 12:16 太陽風、磁気圏は穏やかに推移しています。4月の黒点相対数は、32.6 でした。
2017/ 5/10 11:58 太陽風は穏やかで、磁気圏も静穏です。太陽が無黒点になっています。
最新のニュース

2017/ 5/11 13:18 更新
太陽風はやや低速で、磁気圏も穏やかです。太陽は無黒点です。

担当 篠原

太陽風は、380km/秒とやや低速の風が続いています。
磁場強度は、5nTと平均的な状態から、
グラフの後半は7〜8nTへ少し強まっています。
全体としては、太陽風は穏やかな状態が続いています。

太陽風磁場の南北成分は、
北寄りに推移していますが、時々、南向きに変化しています。
この影響で、磁気圏の活動も時間をおいて少しだけ高まっていて、
AE指数は200nTくらいの小さい変化が時々起きています。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
太陽の東側(左側)に三角の形をしたコロナホールが見えています。
3月(54日前)、4月(27日前)の写真と比較すると、
コロナホールの広がりは、54日前の3月の頃に似ています。

27日前は、このコロナホールによる太陽風の変化はあまり見られず、
しばらく遅れて速度の高まりがやって来ました。
一方、54日前は、この写真の3日後から太陽風の高まりが始まっています。
今回はどちらに似た変化をするでしょうか。
5月14日頃から注目して下さい。


太陽は、今日も黒点の見えない状態です。
X線のグラフも変化はなく、とても静かです。



2周期前(54日前)、1周期前(27日前)、現在のコロナホールの様子。SDO衛星AIA193。
(c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


世界時5月10日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


世界時5月11日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。