宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:48)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏の最新データがありません。
放射線帯電子が非常に強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/29 --- ---
4/28 --- ---
4/27 --- ---

黒点  4/29 (NOAA)
磁場 フレア
2651 2 α ---
2653 1 α ---
2654 2 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:34 397 -0.7
-2 h 395 +0.4
-4 h 404 -2.0
-6 h 426 -4.3
-8 h 413 -3.6
-10 h 854 -2.6
-12 h 406 -2.0

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 3x10^4
4/29 0.4 1x10^5
4/28 0.4 2x10^5
4/27 0.4 2x10^5
4/26 0.4 2x10^5
4/25 0.4 2x10^5

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/ 4/24 13:39 700km/秒台の高速太陽風が続き、磁気圏の活動も活発です。
2017/ 4/25 13:40 高速の太陽風が続き、磁気圏も活動的です。
2017/ 4/26 12:31 高速の太陽風は続いていますが、500km/秒台に下がっています。
2017/ 4/27 13:31 太陽風は500km/秒と高速の状態が続いています。
2017/ 4/28 12:48 太陽風は平均的な速度に戻りました。磁気圏も概ね穏やかです。
最新のニュース

2017/ 4/29 13:48 更新
太陽風は平均的な状態です。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。

担当 篠原

ニュージーランドの米戸 実さんより、
22日の夜に撮影されたオーロラの写真をいただきました。
一昨日に終わった高速太陽風の始まりの頃の活動です。

今回の高速太陽風は20日に始まりましたが、
22日には700km/秒まで高まっていました。
磁場強度も8nTとやや強まった状態で、
-5nTを超える南向きの変化が頻繁に到来していました。
米戸さんの撮影は、世界時22日9時前後で、
AE指数を見ると、2000nTに達する激しい変化が発生しています。

米戸さんによると、世界時8時頃はたいしたことはなかったそうですが、
やがて、急に空が明るくなり、
何本もの火柱が上がり始めたそうです(1枚目の写真)。
この時は、活動が10分ほど続いて一旦終息。
続いて、世界時9時15分過ぎから第二波が始まり、
この日最大のオーロラになったそうです。
2枚目、3枚目、4枚目とオーロラの火柱の推移を見ることができます。

やや緯度の低いニュージーランドらしい見事なオーロラの写真です。
数分でどんどん動いて行く火柱の変化は、
活動が最も激しくなった瞬間を見事に捉えたからこそですね。
美しい写真をどうもありがとうございます。



現在の太陽風は、400km/秒と平均的な速度で安定しています。
DSCOVR衛星のデータが乱れているので、
今日は久しぶりにACE衛星の図を掲載します。

太陽風の磁場強度も、5nTと平均的な状態です。
南北成分は南寄りに変化していて、
磁気圏の活動は小規模ですが、
AE指数300〜500nTの変化が発生しています。

SDO衛星AIA193の太陽写真には、コロナホールは特に見られません。
太陽風はしばらく穏やかな状態が続きそうです。


太陽は穏やかです。
東端の黒点には2654群と番号が付きましたが、
掲載の写真ではかろうじて見える程度です。


放射線帯の高エネルギー電子は、数万に高まった状態が続いていますが、
減少の兆しも見えています。




ニュージーランド南島クィーンズタウンで、現地22日20時45分(世界時22日8時45分)に撮影されたオーロラ。
(c) 米戸 実氏


ニュージーランド南島クィーンズタウンで、現地22日21時24分(世界時22日9時24分)に撮影されたオーロラ。
(c) 米戸 実氏


ニュージーランド南島クィーンズタウンで、現地22日21時26分(世界時22日9時26分)に撮影されたオーロラ。
(c) 米戸 実氏


ニュージーランド南島クィーンズタウンで、現地22日21時31分(世界時22日9時31分)に撮影されたオーロラ。
(c) 米戸 実氏


世界時4月28日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


世界時4月29日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。