宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (08:03)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏の最新データがありません。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/ 4 --- ---
3/ 3 --- ---
3/ 2 --- ---

黒点  3/ 3 (NOAA)
磁場 フレア
2638 1 α ---
2640 1 α ---
2641 7 β ---
2642 3 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
07:55 638 +1.8
-2 h 649 +4.5
-4 h 640 +3.1
-6 h 654 +1.4
-8 h 673 +1.9
-10 h 700 +0.9
-12 h 707 +2.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
08:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^4
3/ 4 0.4 2x10^4
3/ 3 0.4 8x10^4
3/ 2 0.3 2x10^4
3/ 1 0.4 2x10^2
2/28 0.5 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/ 2/27 10:10 太陽風の速度は380km/秒に下がり、やや低速になっています。
2017/ 2/28 12:51 新しい黒点が出現し、Bクラスの小さいフレアが増えています。
2017/ 3/ 1 13:37 太陽風の速度は平均的な状態です。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
2017/ 3/ 2 08:07 高速太陽風が到来し、700km/秒に高まっています。磁気圏の活動も活発です。
2017/ 3/ 3 09:41 600km/秒を超える高速の太陽風が続き、磁気圏の活動も活発です。
最新のニュース

2017/ 3/ 4 08:03 更新
高速太陽風が続き、磁気圏の活動も活発に続いています。

担当 篠原

太陽風は、高速の状態が続いています。
昨日いっぱいは700km/秒を保ち、
今日に入った頃から650km/秒に少し下がりましたが、
依然、かなり高い速度を保っています。
高速風は3日目に入っています。

太陽風の磁場強度は、5nTと平均的な値が続いています。
南北成分は、南北どちらにも振れていて、
-4nT程度の南向きの変化が頻繁に発生しています。
このため、磁気圏の活動は活発な状態が続き、
オーロラの活動度を示すAE指数のグラフは、
500〜1000nTの中規模の変化が一日にわたって発生しています。

この中の、世界時3日5〜11時のオーロラの様子を、
アラスカ・フェアバンクスのオーロラカメラの動画で紹介します。
6時間にわたってオーロラの激しい動きが夜空を飾っています。

SDO衛星AIA193では、
南半球の低緯度域のコロナホールは西に去り、
太陽の中心線付近に見えるのは、
南極近くの高緯度域のコロナホールだけです。
27日周期の図を参照すると、
前周期はさらに4日ほど高速風が続いています。
今回はどこまで続くか、注目してください。


太陽は、2461黒点群が消えて、
無黒点になっているようです。
X線グラフもほとんど変化はなく、穏やかです。


放射線帯の高エネルギー電子は、
GOES13、15の両衛星で、
10,000を超えて高まった状態が続いています。




昨日の種子島ロケットコンテストは、
良い天気と、穏やかな風に恵まれて、とても楽しい大会になりました。
日の出前に会場に入って、夕方の競技の終わりまで、
半日にわたって芝生を走り回って
多くのチームの活躍を見ることができました。
今日は、JAXAの施設見学と講演会などでのんびり過ごします。



アラスカ、フェアバンクス近くのPoker Flatで、世界時3日5〜11時に撮影されたオーロラ。
(c) 情報通信研究機構、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。