宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (08:07)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏の最新データがありません。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/ 2 --- ---
3/ 1 --- ---
2/28 --- ---

黒点  3/ 1 (NOAA)
磁場 フレア
2638 1 α ---
2640 2 α ---
2641 6 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
07:53 684 -3.7
-2 h 663 -5.1
-4 h 633 -3.8
-6 h 596 +7.7
-8 h 560 -3.7
-10 h 529 +4.4
-12 h 470 +2.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
08:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^2
3/ 2 0.3 4x10^2
3/ 1 0.4 2x10^2
2/28 0.5 1x10^3
2/27 0.5 2x10^3
2/26 0.4 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/ 2/25 09:44 高速の太陽風が続き、磁気圏の活動も高まっています。
2017/ 2/26 09:32 高速の太陽風は終わりに近付き、磁気圏も穏やかになっています。
2017/ 2/27 10:10 太陽風の速度は380km/秒に下がり、やや低速になっています。
2017/ 2/28 12:51 新しい黒点が出現し、Bクラスの小さいフレアが増えています。
2017/ 3/ 1 13:37 太陽風の速度は平均的な状態です。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
最新のニュース

2017/ 3/ 2 08:07 更新
高速太陽風が到来し、700km/秒に高まっています。磁気圏の活動も活発です。

担当 篠原

昨日の夕方から、太陽風の速度は上昇を始め、
現在は、700km/秒とかなり高い速度の風に変わっています。
注目していた高速太陽風がやって来ました。

27日周期の図で前周期と比べると、
2日ほど遅れての到来になりました。
前回の高速風は、700km/秒を超えるくらいまで速度が高まりましたが、
今回も同様の高い速度になっています。

太陽風の磁場強度も、
速度の高まりが始まる頃に、20nTまで高まっています。
その後はすぐに低下して、現在は5nTと平均的な強さに戻っています。

磁場の南北成分は、大きく南北に変化しています。
このため、磁気圏の活動は高まっていて、
AE指数のグラフは、後半から1000nT前後の活発な変化が続いています。
この中の、世界時19時前後のオーロラの様子を、
ノルウェー・トロムソの全天カメラの動画で紹介します。
空全体を激しいオーロラの輝きが飾っています。

SDO衛星AIA193を見ると、
現在は、南極近くのコロナホールが太陽の中心線近くに見えています。
前周期の太陽風は、この辺りの領域も含めて、
全体で9日にわたって続きました。
今回はどこまで高速風が続くのか、この後の変化に注目して下さい。


太陽は特に変化はなく、穏やかです。



昨日のニュースでは、
先週に撮影されたニュージーランドのオーロラ写真を紹介しました。
ぜひご覧下さい。

また、今年も種子島ロケットコンテストに参加するため、
今日から日曜日まで種子島に行きます。
期間中は記事の更新が不定期になります。ご了解下さい。
今、高速船で鹿児島港から種子島に向かっているところです。



ノルウェー・トロムソの全天カメラにより撮影された、世界時1日18〜19時頃のオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。