宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:32)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏の最新データがありません。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/26 --- ---
2/25 --- ---
2/24 05:17 C1.3

黒点  2/25 (NOAA)
磁場 フレア
2638 5 β C1
2639 2 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:25 481 +0.3
-2 h 489 -0.2
-4 h 489 +1.0
-6 h 500 +1.1
-8 h 506 +0.9
-10 h 509 +1.6
-12 h 505 +0.8

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^3
2/26 0.4 2x10^3
2/25 0.4 1x10^3
2/24 0.4 6x10^2
2/23 0.4 1x10^3
2/22 0.4 3x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/ 2/21 15:15 Bクラスの小さいフレアが増えています。太陽風はやや高速です。
2017/ 2/22 11:32 太陽風は平均的な速さです。この後、高速風が始まりそうです。
2017/ 2/23 13:24 C4.1の小規模フレアが発生しました。
2017/ 2/24 08:12 高速の太陽風が到来し、速度は600km/秒まで高まっています。
2017/ 2/25 09:44 高速の太陽風が続き、磁気圏の活動も高まっています。
最新のニュース

2017/ 2/26 09:32 更新
高速の太陽風は終わりに近付き、磁気圏も穏やかになっています。

担当 篠原

太陽風の速度はゆっくりと低下が続き、
480km/秒と高速の状態が終わりかけています。
前周期と同じく、高速風は3日弱の継続期間となりそうです。

太陽風の磁場強度も2〜4nTとやや弱い状態です。
27日周期の図の前周期を参考にすると、
この後、磁場の大まかな方向が切り替わるセクター境界を通過し、
セクターのグラフが「A」から「T」へ変わりそうです。

磁場の南北成分は、0nTからやや北寄りの傾向になっています。
このため、磁気圏の活動度は低下して、
AE指数は小さい変化が時々見られる程度になっています。
高速風も終わりに近付き、
オーロラの活動は穏やかになりそうです。

一方、SDO衛星AIA193の太陽写真では、
コロナホールが太陽の中央から南半球に向かって、
縦に太く伸びています。
3日後くらいから、この領域の影響で太陽風が強まりそうです。
前周期は、1月31日から2月8日まで
一週間以上にわたって高速風が続きました。
今回はどのような風がやって来るでしょうか。


太陽は、西に現れた新しい黒点に2639群と番号がつき、
東側にも小さい黒点が出現しているようです。

X線のグラフに変化はなく、活動は穏やかです。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。