宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:07)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏の最新データがありません。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/16 --- ---
12/15 --- ---
12/14 --- ---

黒点 12/16 (NOAA)
磁場 フレア
2618 2 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:41 388 +0.5
-2 h 383 -3.3
-4 h 385 +0.3
-6 h 385 +0.9
-8 h 389 +1.6
-10 h 391 -1.3
-12 h 387 +1.5

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 7x10^3
12/16 0.5 1x10^4
12/15 0.6 1x10^4
12/14 0.4 1x10^4
12/13 0.4 2x10^4
12/12 0.4 4x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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衛星電子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/12/11 09:36 C4.0の小規模フレアが発生しました。高速太陽風は600km/秒台を保っています。
2016/12/12 08:22 高速の太陽風は続いていますが、速度は下がり始めました。
2016/12/13 07:41 太陽風は高速ですが、520km/秒まで速度が下がりました。
2016/12/14 14:37 太陽風は500km/秒台を保っていますが、これから下がっていきそうです。
2016/12/15 12:44 太陽風は平均的な状態に戻っています。太陽は穏やかです。
最新のニュース

2016/12/16 13:07 更新
太陽風は平均的な状態で、磁気圏も穏やかです。太陽は無黒点に近くなっています。

担当 篠原

太陽風の速度は、今日に入った頃から、
400km/秒をやや割るくらいに下がり、
以降、安定しています。
磁場強度は、3〜4nTとやや弱くなっています。

磁気圏は穏やかで、
オーロラの活動度を示すAE指数のグラフは、
時々、小さい変化が見られる程度です。

SDO衛星AIA193の太陽写真では、
東側(左側)にコロナホールが大きく広がっています。
3〜4日後くらいから、この領域の影響が地球に到来しそうです。

27日周期の図を見ると、
前周期は、11月21日までは低速の太陽風が続いていましたが、
22日以降、次第に速度を高めています。
今回も同様と考えると、19日頃から変化が始まるかもしれません。

この領域は、これまでも繰り返し、
600〜700km/秒に達する高速太陽風を地球にもたらしてきました。
今回はどのような変化になるでしょうか。


太陽は、2618黒点群がほとんど見えなくなり、
無黒点のような状態になっています。

X線グラフも、小さい変化が見られる程度で、
太陽はとても穏やかです。


放射線帯の高エネルギー電子は、
GOES15(青線)だけ、10,000に達しています。
ゆっくりと減少が続くでしょう。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。