宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (07:41)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏の最新データがありません。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/13 --- ---
12/12 --- ---
12/11 01:45 C4.0

黒点 12/12 (NOAA)
磁場 フレア
2617 3 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
07:33 522 +1.7
-2 h 521 +1.4
-4 h 508 +2.4
-6 h 526 +3.9
-8 h 501 +1.9
-10 h 515 +1.9
-12 h 535 +2.0

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
07:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^4
12/13 0.3 2x10^4
12/12 0.4 4x10^4
12/11 0.4 3x10^4
12/10 0.4 5x10^3
12/ 9 0.5 3x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/12/ 8 14:21 太陽風の高まりが始まりました。現在はやや高速の状態です。
2016/12/ 9 13:23 600km/秒台の高速太陽風が到来しています。磁気圏も活動的です。
2016/12/10 14:42 600km/秒台の高速の太陽風が続いています。磁気圏も活動的です。
2016/12/11 09:36 C4.0の小規模フレアが発生しました。高速太陽風は600km/秒台を保っています。
2016/12/12 08:22 高速の太陽風は続いていますが、速度は下がり始めました。
最新のニュース

2016/12/13 07:41 更新
太陽風は高速ですが、520km/秒まで速度が下がりました。

担当 篠原

太陽風は高速の風が続いていますが、
速度は低下が続いて、520km/秒まで下がりました。

27日周期の図の前周期と同様の推移になっています。
このまま下がって、
今日のうちに平均的な速度に戻りそうです。

磁場強度は、5nTと平均的な値で推移しています。
南北成分は、北寄りに傾向が変わっています。
このため、磁気圏の活動は弱くなり、
AE指数のグラフは、目立った変化はなくなっています。

SDO衛星AIA193の太陽写真は、
小さいコロナホールが所々に見えるだけです。
この後、太陽風は穏やかな状態がしばらく続くでしょう。


太陽は、北西(右上)の黒点に、
2617黒点群と番号が付いています。
X線グラフに変化はなく、太陽は穏やかです。


放射線帯の高エネルギー電子は、
10,000を超えた状態が続いています。
増加は止まっていて、今後は低下に向かうでしょう。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。