宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:23)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/11 --- ---
10/10 --- ---
10/ 9 --- ---

黒点 10/11 (NOAA)
磁場 フレア
2598 11 β ---
2599 9 β ---
2600 1 α ---
2601 3 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
06:55 385 +3.3
-2 h 391 +2.7
-4 h 367 -0.4
-6 h 364 -2.4
-8 h - -
-10 h - -
-12 h - -

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 0 -/ -
-2 h 0 -/ -
-4 h 0 -/ -
-6 h 0 -/ -
-8 h 0 -/ -
-10 h 0 -/ -
-12 h 0 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 3x10^2
10/11 0.4 5x10^3
10/10 0.4 7x10^3
10/ 9 0.4 6x10^3
10/ 8 0.4 1x10^4
10/ 7 0.3 2x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
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EIT284 (SOHO)
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STEREO (STEREO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/10/ 6 14:17 高速の太陽風は終わりつつあります。フィンランドのオーロラをどうぞ。
2016/10/ 7 09:33 太陽風は平均的な速度に戻っています。太陽も静かです。
2016/10/ 8 07:05 太陽風は平均的な状態です。磁気圏も比較的穏やかです。
2016/10/ 9 07:05 太陽風は低速風に変わりかけています。太陽は穏やかです。
2016/10/10 16:03 太陽風はやや低速の状態が続いています。
最新のニュース

2016/10/11 13:23 更新
太陽風は平均的な速さに戻っています。フィンランドのオーロラをどうぞ。

担当 篠原

高坂さんより、フィンランド最後の写真をいただきました。
9日夜の撮影で、フィンランド南部のタンペレ(ムーミン博物館のある町)
の南にあるAkaaのVanajavesi湖畔とのことです。
オーロラ帯からだいぶ離れたこともあり、
オーロラは低い高度に現れています。

1枚目の写真では、北斗七星が一番低いところを通ろうとしています。
天文ソフトでこのタイミングを調べると、
世界時9日20時頃になるようです。
AE指数では、この頃に200nTくらいの小さい変化が発生しています。
この活動を捉えた写真でしょうか。

2枚目は、左端に北斗七星、
右端にプレアデス星団(すばる)が見えています。
オーロラで湖面が照らされて、素敵な夜の光景です。

高坂さんによると、雲間からということもあったものの、
10月に入って9晩連続で撮影することができたそうです。
この他の素晴らしい写真たちを、リンク先のページでどうぞご覧下さい。
どうもありがとうございます。



太陽風の速度は、昨日の午後に350km/秒に下がりましたが、
今日に入って少し上がって、
400km/秒と平均的な速さに戻っています。
27日周期の図の前周期のような、低速の風にはなっていません。

磁場強度は、6nTと平均的な状態で安定しています。
南北成分は、南寄りになる時間帯があり、
その頃に、AE指数は500nTの中規模の変化を示しています。

差としては小さいものですが、
27日前のグラフとの違いを、引き続き注目してください。


太陽は、西の2598黒点群の南に小さい黒点が現れ、
2601群と番号が付けられています。

太陽全体としては目立った活動はなく、
穏やかな状態が続いています。




フィンランド南部、AkaaのVanajavesi湖畔で、9日夜に撮影されたオーロラ。
(c) 高坂雄一氏


フィンランド南部、AkaaのVanajavesi湖畔で、9日夜に撮影されたオーロラ。
(c) 高坂雄一氏


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。