宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:06)
今日、C6.6の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/18 07:56 C6.6
7/17 --- ---
7/16 15:56 C6.8
14:24 C2.0
11:46 C1.7
11:03 C1.6
09:16 C2.1
00:07 C2.0

黒点  7/18 (NOAA)
磁場 フレア
2565 6 β C7
2567 14 βγ C7
2568 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:56 437 +1.8
-2 h 441 +1.7
-4 h 443 +2.0
-6 h 445 +1.4
-8 h 455 +0.0
-10 h 452 -1.7
-12 h 459 -2.8

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:30 -9 -/ -
-2 h -10 -/ -
-4 h -12 -/ -
-6 h -13 -/ -
-8 h -15 -/ -
-10 h -18 -/ -
-12 h -18 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^4
7/18 0.4 1x10^4
7/17 0.4 1x10^4
7/16 0.4 7x10^3
7/15 0.3 1x10^4
7/14 0.4 1x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/ 7/13 19:16 太陽風は600km/秒の高速風になっています。磁気圏の活動も強まりました。
2016/ 7/14 12:44 高速太陽風は次第に速度を下げています。カナダのオーロラをどうぞ。
2016/ 7/15 12:34 太陽風の速度は650km/秒に高まっています。
2016/ 7/16 10:05 2567黒点群が発達しています。600km/秒台の高速太陽風が続いています。
2016/ 7/17 09:18 C6.8の小規模フレアが発生しました。高速太陽風は終わりに近付いています。
最新のニュース

2016/ 7/18 10:06 更新
2565群でC6.6の小規模フレアが発生しています。太陽風は平均的な状態に戻っています。

担当 篠原

太陽の中央の2567黒点群、2565黒点群で、
フレアの発生が続いています。

NOAAのリストでは、
昨日の朝のC1.3まで、2567群で発生し、
その後は、2565群の発生となっていますが、
C1.4、C1.0と続いて、今朝、18日8時(世界時17日23時)に、
C6.6と、16日に続いてやや大きい小規模フレアが発生しました。

SDO衛星AIA131の動画を掲載します。
活動している領域の右側が2565群、左側が2567群です。
この領域の活動に、引き続き注目して下さい。


太陽風は、昨日のニュース以降も速度はゆっくりと下がり、
現在は430km/秒と平均的な状態に戻っています。
27日周期の図の前周期の高速風と、
同じような終わり方になりました。

磁場強度は、3nTから5nTへ少し上がって、
平均的な強さに戻っています。
磁場の南北成分は、
グラフの前半は南寄りとなっていますが、
振れ幅は小さく、速度も下がってきたので、
磁気圏への影響は弱くなっているようで、
AE指数は、250nT程度の小規模の変化が、
だらだらと続くようなグラフになっています。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
太陽の南西(右下)と、中央部の北側にコロナホールが見えています。
前周期は、6月24日頃から、
速度が500km/秒に上がる変化が到来していましたが、
今回はどうなるでしょうか。


放射線帯の高エネルギー電子は、
昨日、今日とゆっくりと増加して、
GOES15(青線)が、10,000のレベルに達しています。




2567(左)、2565(右)黒点群の活動の様子。SDO衛星AIA131。
(c) SDO(NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。