宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:34)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/15 --- ---
7/14 --- ---
7/13 --- ---

黒点  7/15 (NOAA)
磁場 フレア
2562 4 α ---
2563 2 α ---
2564 5 α ---
2565 3 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:27 667 -2.7
-2 h 641 +0.0
-4 h 647 -0.5
-6 h 591 +1.1
-8 h 564 +0.0
-10 h 553 -0.3
-12 h 547 -1.3

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -10 -/ -
-2 h -15 -/ -
-4 h -13 -/ -
-6 h -13 -/ -
-8 h -14 -/ -
-10 h -15 -/ -
-12 h -14 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 5x10^3
7/15 0.3 1x10^4
7/14 0.4 1x10^4
7/13 0.4 4x10^3
7/12 0.3 1x10^4
7/11 0.4 1x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
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EIT284 (SOHO)
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STEREO (STEREO)
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AE指数 (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/ 7/10 13:01 C8.6の小規模フレアが発生しました。高速の太陽風が続いています。
2016/ 7/11 13:26 太陽は穏やかです。太陽風は550km/秒の高速風が続いています。
2016/ 7/12 11:31 太陽風の速度は500km/秒へやや下がっていますが、高速風は続きそうです。
2016/ 7/13 19:16 太陽風は600km/秒の高速風になっています。磁気圏の活動も強まりました。
2016/ 7/14 12:44 高速太陽風は次第に速度を下げています。カナダのオーロラをどうぞ。
最新のニュース

2016/ 7/15 12:34 更新
太陽風の速度は650km/秒に高まっています。

担当 篠原

今朝から、太陽風の速度が大きく上昇して、
650km/秒に達しています。
7月7日に始まった今回の太陽風の高まりの中で、
最も高い速度に達しているようです。

昨日のニュースの頃、太陽風の速度は、
480km/秒まで下がっていました。
しかし、その後、ゆっくりと上昇して、
今朝、15日6時(世界時14日21時)頃に、
600km/秒へ上がる変化が見られました。
その後も、速度はやや高まる傾向にあり、
現在は、650km/秒を少し超えているかもしれません。

コロナホールの最後の広がりの影響がやって来たようです。
ただ、コロナホール自体は、全体が西の端に近づいていて、
影響はあまり長く続かないと思われます。

太陽風の磁場強度は、5〜7nT付近にあって、
安定しています。
南北成分は、南に振れたり、0nT付近で小さくなったりと、
時間帯によって傾向が変わっていて、
南を向いた頃に、AE指数が1000nTに達する変化を記録しています。

現在は、速度が一段高まっているので、
磁場が南向きに振れれば、磁気圏の活動も強まりやすい状況です。


太陽は、2565群の周囲に黒点が新しく出現しています。
群としても別になるかもしれません。
また、南東(左下)にも黒点が発生しています。
明日には番号が付けられているでしょう。

フレアの発生は特にありません。


放射線帯の高エネルギー電子は、
昨日よりも下がり気味ですが、10,000に達しています。
太陽風が再び高まったので、
高エネルギー電子も再度増加するかもしれません。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。